レビュー

1本を仕事とプライベートで使い分けられるUSBメモリ「Split Stick」


データを持ち歩くにはほとんどのPCに対応ポートがあるUSBメモリが便利ですが、1本に仕事用のデータとプライベートのデータを入れておくとなにかと不都合も多いハズ。とは言え、2本のメモリを持ち歩くのも面倒くさいし……という人におすすめなのが「Split Stick(税込み2928円)」。容量4GBのUSBメモリ2つを1つのケースに収め、両端から端子を出せるようにすることで場面に応じて使い分けられるようにした製品です。

まずは、実際にどんな感じで使うのかというのを以下の10秒のムービーでサクッとチェックしてみてください。

1本を仕事とプライベートで使い分けられるUSBメモリ「Split Stick」 - YouTube


◆フォトレビュー

パッケージには「PARTY IN THE FRONT.BUSINES IN THE BACK」の文字が。なんとなく、アメリカのバンド「ファミリー・フォース・ファイブ」のアルバムタイトル「Business Up Front/Party in the Back」っぽいキャッチコピーです。


側面には「Quirky(クァーキー)」のロゴ。同社は「ソーシャルプロダクトデザイン」とでも言える仕組みを採用した会社で、一般ユーザーから投稿された製品のアイディアをもとにしてプロのデザイナーや設計のスタッフが開発、販売するという試みを行なっています。


「Split Stick」のアイディアを提供したのはドイツ人のMarc Zech


さっそく開封してみましょう。


内容物は本体と取り扱い説明書兼「Quirky」の紹介冊子。


サイズは縦23×横67ミリで、重量は約9グラム。


厚さは約6ミリで、一般的なUSBメモリと大差はありません。


ストラップホール付き。


中央にあるスライダーを使って挿しこみ口を押し出すとこんな感じ。


反対側の端子も同様に押し出すことができるので、片方を仕事用、もう一方を家庭用と使い分けることができます。


実際にPCに挿してみるとこうなります。容量は方側4GB、合計8GBです。


◆ベンチマーク

「CrystalDiskMark3」を使用して計測した速度は以下の通り。

「プライベート」側。



「仕事」側。



どちらの側もシーケンシャルのリードが約24MB/s、ライトが約8MB/sとなっており、USB2.0接続の製品としてはごく一般的な値。

公式サイトから直接購入して日本に発送してもらうことも可能なので、1つのUSBメモリを仕事とプライベートで使い分けたいという人は要チェックです。

quirky - Split Stick USB Drive

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
HDDっぽい外見で親指サイズのUSBフラッシュメモリ「MINI HARD DISK USB DRIVE」実機レビュー - GIGAZINE

最速毎秒200MBの読み出しが可能なアルミ製のタフネスUSBメモリ - GIGAZINE

USBポートを封印して情報漏洩やパスワードクラックのリスクを下げるカバー - GIGAZINE

USBメモリなどにエラーがないかどうか徹底的にチェックできるフリーソフト「Check Flash」 - GIGAZINE

USBメモリの書き換え限界寿命が来ると何が起きるのか、実際に寿命が来たケースをレポート - GIGAZINE

in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.