イー・モバイルが国内初のAndroid3.2タブレット「GALAPAGOS A01SH」を発表

2011年8月3日15:00から行われた新機種発表会にて、イー・モバイルが国内初となるAndroid3.2タブレット「GALAPAGOS A01SH」を発売する予定であることが明かされました。

出席者はイー・アクセス株式会社 執行役員副社長 阿部基成氏

そしてシャープ株式会社 通信システム事業本部 副本部長 新井優司氏の2名です。

国内初となるAndroid3.2タブレット「GALAPAGOS A01SH」が、イー・モバイルから発売されることが明らかになりました。

【速報】国内初のAndroid 3.2タブレット「GALAPAGOS A01SH」がイー・モバイルから発売決定 - GIGAZINE

「GALAPAGOS A01SH」の本体フォトレビュー。本体サイズはコンパクトで、アルミボディを採用したことから重量は389グラムとかなり軽量でありながら、各種コネクタも搭載しています。

「GALAPAGOS A01SH」速攻フォトレビュー、シャープが繰り出すAndroid 3.2タブレット - GIGAZINE

会場で行われた質疑応答は以下。

Q：ケータイWatch 津田：
シャープ製の端末を展開するのはEM・ONE以来なのでしょうか。また、「GALAPAGOS A01SH」の独自販売は行わないのでしょうか。

A：
はい、シャープ製の端末の展開についてはEM・ONE以来ということになります。今回のモデルについては、独自販売は行いません。

Q：IT Pro：
端末の価格についてお教えください。また、3G非搭載とされる狙いは何でしょうか？

A：
価格についてはお答えできませんが、GALAPAGOS単体での販売も予定しています。セット販売であれば、料金プランを別途用意いたします。価格の目安については、市場の価格に対して十分競争力のある内容で提供したいと考えています。

3G非搭載となりましたのは、「ユーザーがどれだけ回線を契約したいのか」という点から、タブレット専用の回線のニーズはなかなか出にくいという調査結果が出ているためです。Wi-Fiルーターやテザリング機能付きのスマートフォンで通信をまとめる方がユーザーに喜ばれると考えております。

Q：MM総研：
「GALAPAGOS A01SH」の販売目標はどの程度なのでしょうか？また、想定しているターゲット層についてお聞きしたいです。そして、Androidのセキュリティ面についてはどのようにお考えなのでしょうか。

A：
販売目標についてはお答えできません。

一番のコア層は30～40代のビジネスユーザー、もしくはネットブックや10インチタブレットが重いと感じている女性ユーザー。そして家族向けと、3つのターゲット層を想定しています。

セキュリティ面については、セキュリティソフトの採用を検討していきたいです。

Q：フリーランス 小山：
「GALAPAGOS A01SH」の今後の販売方法についてお聞きします。今回のようにキャリアからの販売とするのか、メーカーであるシャープからの販売とするのでしょうか？また、3Gモデルについては検討されているのでしょうか。

A：
販売方法につきましては、今回はイー・モバイル様の発表会ですので、コメントは差し控えさせていただきます。

3Gモデルについてもコメントを差し控えさせていただきます。ニーズとしてはWi-Fiモデルの方が大きいと思っています。

Q：共同通信社：
今回の「GALAPAGOS A01SH」発売について、イー・モバイルとシャープのどちらから持ち込んだものなのでしょうか。

A：
両社が意気投合して発売に至ったとお考え下さい。今回の端末では「7インチ」というサイズを採用しましたが、日本人やアジアのユーザーにはちょうどいいサイズだと考えて開発したシャープのコンセプトと、イー・モバイルの狙いが一致した形です。

Q：ライター 山田：
Android OSのアップデートについてはどうお考えでしょうか？

A：
アップデートについてはGoogleさんの事情もあるので何とも申し上げられないところがありますが、ユーザーのニーズに応える形で適宜対応するという姿勢を考えています。

イー・モバイル公式サイト