レビュー

ネット乞食のための口座情報登録サイト「金くれ」、Twitterと連携可能


約1年前の2009年10月20日に「金くれは金が欲しい人が口座番号とメッセージを記載する、次世代ネット乞食プラットフォームです」という身もフタもない衝撃的な自己紹介と共にリリースされ、ネットの一部を騒がせたあの「金くれ」がリニューアルして帰ってきました。

以前はOpenIDでログインする仕組みだったのですが、今回はTwitterのアカウントを使ってログインする仕様に変わっています。

詳細は以下から。
金くれ
http://kanekure.ssig33.com/


利用するにはまず「Twitter アカウントでログインして口座情報を登録」をクリック


Twitterアカウントに移動するので「許可する」をクリック(Twitterに未ログイン状態の場合はユーザー名とパスワードも必要)


口座情報とメッセージを入力して「保存」をクリック


するとこのようにして表示されます。ちなみにこれは「金くれ」の作者です。


同時にTwitterにもこのようなツイートが自動的に流れます。


今回のリニューアルについては以下のエントリーで詳しく書かれていますが、自宅サーバのディスクが吹っ飛んでサービスを停止していたものをGoogle App Engine上で稼働するように変更し、フレームワークもRailsからSinatraに移行したそうです。

text.ssig33.com - 金くれをリニューアルした。
http://text.ssig33.com/23

なお、約1年前に公開されたときには大いにネット上のあちこちで局所的に話題になり、以下のような問題点が指摘されました。

「金くれ」で金もらったら銀行から手紙が来た - tanigami.jp

住民票の原本送らないと口座止められるっぽい。
犯罪収益移転防止法? JAFIC ホームページ によると"「犯罪により得た収益を隠そうとする行為やテロ行為への資金供与を防止するための新しい法律」"とのことで、「金くれ」がなんか怪しいってのは分かるけど、具体的にどう怪しまれてるんでしょうか。Yahoo!知恵袋とかで質問すればいいの?

「次世代ネット乞食プラットフォーム」をうたうWebサービス「金くれ」登場 - スラッシュドット・ジャパン

都銀なんかだと振込時に口座番号を入力しただけで名義が表示されます。
支店の近くに住んでいることが多いですから、支店の住所と名義人の氏名で電話帳を調べれば、運がよければ住所も電話番号もわかります。
赤の他人の住所氏名電話番号口座番号の4点セットが手に入れば、よからぬことを考える人もいるかもしれません。
そういうリスクがあることを承知の上で口座番号を晒しているのなら何も言いませんが。

軽犯罪法第一条 [e-gov.go.jp]

第一条  左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。
二十二  こじきをし、又はこじきをさせた者

また、口座番号と名義を晒すことによるリスクについては以下のような話もあります。

個人が、銀行の口座番号と名義(個人名)を知られた場合、 悪用される可能性としてはどのようなものが考えられますか? .. - 人力検索はてな

利用する際には上記すべてについて自己責任という形になるため、可能な限りリスクを減らしつつ実行するために、PaypalAmazonギフトなどの方法が多いようです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
オバマ候補の公式サイト、1時間で52万5000ドルの寄付を達成 - GIGAZINE

名門オックスフォード大の学生がチャリティカレンダーでヌードに - GIGAZINE

元気な農家女子がチャリティカレンダーでヌードに - GIGAZINE

ロンドンのIT界のギークたちがチャリティカレンダーでヌードに - GIGAZINE

獣医学部の学生がチャリティカレンダーでヌードに - GIGAZINE

クソゲー、7万ドルを稼ぐ - GIGAZINE

in レビュー,   ネットサービス, Posted by darkhorse

You can read the machine translated English article here.