育児中の赤ちゃんが中にいるカンガルーの袋の内部写真

カンガルーは腹部の袋で育児を行いますが、その袋の内部の様子が野生動物写真家によって撮影されました。

育児中の袋の中にカメラを入れるのはかなり難しそうな行為ですが、人間と親しんできたカンガルーだったため撮影が可能となったそうです。

詳細は以下から。少しグロテスクな写真なので苦手な人は注意してください。
Roo's that in there? The astonishing image of a baby kangaroo taken from INSIDE its mother's pouch | Mail Online

袋から外に出る25週前のカンガルーの赤ちゃん。とがった爪がちょっと怖い雰囲気をかもし出しています。

育児中であるにも関わらず、袋の中にカメラを入れることを許したこの母親カンガルーは、親が車にひき殺された後、スタート国立公園の研究員によって育てられました。数年前に野生に返されたのですが、ある日研究センターまで戻ってきて、自分が出産したというサインである袋をなめるしぐさを見せたそうです。母親カンガルーの人間に対しての信頼感は強く、写真家のJason Edwardsさんは袋の中の撮影が可能となりました。

Edwardsさんは地面に横たわってカンガルーが近づいてくるのを待ち、研究員のうながしに従ってカメラを袋の中に入れました。袋の中は真っ暗だったためフラッシュを焚いての撮影になったそうです。一連の写真はシドニーのAustralian Centre for Photographyに展示されているそうです。