取材

銀色に光るキーボードそのものがパソコンになっている「Eee Keyboard PC」 in CeBIT 2009


今年のCeBIT会場ではネットブックやミニノートPCを作っている台湾系PCメーカーが熱い、ということは以前の記事でお伝えしましたが、そのなかでもやはりASUSは際立ってぶっ飛んでいます。「爆走し続けるASUS」と言っても過言ではないレベルで、銀色に光る超クールなキーボード型PCを出していました。

詳細な仕様やフォトレビューは以下から。
同じホール26に出展していたPanasonicよりも大きなASUSブースでは、コラボモデルを作っているランボルギーニの実車がドカンと置かれ、どこに何があるのか1度では覚えられないほど多くの新機種を展示していました。


その中にキラリと光る、というか実際に光っていたのですが、新型のPCを見つけました。これ、キーボードじゃなくてPCなんです。展示ボードに記されていた正式名称は「Eee Keybord PC」。見たまんまなネーミングですが「Wirelwss Media Center for Multimedia Enjoynent」と書かれていました。どうやらAV関連コンテンツのメディアセンター的な使い方を主な目的としたPCのようですね。


キーボード前面はスチールの重厚な素材感たっぷり。背面はプラスチック製でしょうか。ミョーに艶があります。この薄さでメモリ1Gバイト、16~32GバイトのSDDを搭載。VGA、HDMI、LAN、ヘッドホン、マイク端子まで実装しているようです。CPUはIntel Atom N270。Bluetooth V2.0も搭載する力の入れようで、受け側のモニタのHDMI端子に小型のユニットを装着して、無線でデータを転送するかたちになると担当者からの説明がありました。


右側の液晶モニタはタッチパネル。展示品は稼働していなかったのですが、実際はどうやらこんな感じになるようで。


昔、香港でキーボード型のパチモノファミコンが売られているのを見て驚愕したことがありますが、それに近いインパクト。てっきりコンセプトモデルかと思いきや、2009年末頃の発売を予定しているそうです。例のニンテンドーDSライクな両面タッチパネル型ノートPCもそうですが、あきらかに勝負賭けてますね、今年のASUSは。


(取材・文:渡邊浩行、編集:GIGAZINE編集部)

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in 取材,   ハードウェア, Posted by darkhorse

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