江戸時代の日本の礼儀と習慣をスケッチした貴重書が全ページ無料公開中
イギリス海兵隊の艦隊に随行して来日したJ.M.W. Silverが、1864年から1865年にかけてまとめた江戸時代当時の日本における冠婚葬祭や端午の節句、切腹、入浴、お墓参りなどなどを描いた「Sketches of Japanese manners and customs」という1867年にロンドンで出版された貴重書があり、今でもAmazonではペーパーバック版が1万5000円もするというレベル。
そんな貴重書が同志社大学の「貴重書デジタル・アーカイブ」にて公開されており、ネット経由で誰でも無料で全ページ閲覧できるようになっています。一般的によく知られている27枚の彩色画を収録した第1巻だけでなく、第5巻まで公開されており、かなり太っ腹です。
閲覧は以下から。
第1巻
九州大学デジタルアーカイブのページにはもうちょっと色が鮮やかなバージョンが公開されています。
日本のマナーと習慣
こういう貴重な資料をネットで惜しげもなく公開する各大学の姿勢はすばらしいですね。インターネット本来の力を感じさせてくれます。
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