レビュー

超高解像度マウス「G5 Laser Mouse」を買ってみました


ノートパソコンではマウスはほとんど使わず、タッチパッドのみでよいのですが、さすがにデスクトップをマウスなしでフル操作するのはちと無理がある、というわけで今までいろいろなマウスを買って使ってみていたのですが…
■前提条件
使用場所は木の机、自分の思い通りの場所にマウスポインタを移動させたい、なおかつ1ドット単位に近い制御をしたい

■今までの戦績
・ボール式:どこのブランドか分からない
だめだめ、感度が悪くて思うように動かない

・コードレスオプティカルマウス「V200 Cordless Notebook Mouse」
最初は良かったのですが、やがて問題発覚。PC本体とマウスとの位置が私の場合は離れており、さらに間に障害物があるため、論外でした。加えてクリックしたときにワンテンポ遅れる感じがして、使ってられない。近くで使用している分には問題ないわけですが……

当時書いたレビュー。
電池寿命約1年のコードレスオプティカルマウス「V200 Cordless Notebook Mouse」を使ってみた
http://gigazine.net/News/html/lg/000581.htm

そんなわけで、今のところ、非常に快適に使用中。4000円を出した価値は十分にありました、ハナマル。

ハナマルじゃありません、だめです、バツです、せめてサンカクぐらいです。


というわけで、いろいろと気合いを入れて調査してみた結果、どうやら私が要求するレベルは「ゲーマーが要求するレベル」に近いと言うことが発覚。ゲーマー御用達らしい高解像度で評判のマウスを奮発して買ってみることにしました。

これ。

Logicool プロダクト マウス&トラックボール レギュラーマウス G5 Laser Mouse

自分用に調整して、有利に戦え。


戦闘用マウス?!

Logicool G5 Laser Mouseは、毎秒500回レポート行なう2000dpiレーザーエンジンによって、あなたをもっと優位に立たせることができます。


これは恐るべきマウスですね。きっと出世街道まっしぐらなエリートの人生が手に入ります。

最大36グラムまで調整可能なウェイトカートリッジにより、バランスと重さは数千通りの組み合わせが可能。あなたのユニークなゲーミングスタイルに合ったパーフェクトな組み合わせもきっとあるはずです。ポリテトラフルオロエチレンを使用したゲーミングフィートは、超スムースな滑りを提供。LogicoolのSetPointソフトウェアは、ゲームの認識やゲームプレイ中の解像度調整(X軸とY軸に対しての解像度を変えることも可能)などの先進機能を可能にします


明らかに私にとってはオーバースペックかも知れないと思うことも多々ありますが、安物買いの銭失いをマウスでは過去2回経験しているので、3度目の正直、6000円近く払って、泣きながら買いました。

今までのマウスと並べてみる、遠近感も手伝っているが、それでもかなり大きめ


私の手はかなり小さい方なので、ちょっと不安かも。

箱から出してみる


裏返してみる、上下と右についているのがポリテトラフルオロエチレンを使用したゲーミングフィート。つるつるよく滑ります。要するにフッ素樹脂加工、いわゆるテフロン加工と同じです。つるつるしているので安心感はある、使いやすそう


コードは割と堅めでしっかりしてます。家電によくあるようなあみあみタイプ。それと謎のオレンジ色のパーツ……どうやらここに重りを入れて重さを調節するらしい。


これが重りが入っている缶。開けるのに死ぬほど苦労したのはヒミツです。


さらに難敵なのがこのマウスを包んでいる透明プラスチックの包装。俗に言うところの「ブリスターパック」です。ブリスターパックというのは、プラスチックシートを成型加工し、商品を入れ、台紙と圧着加工してパックする一体型のパッケージ方法。とにかくロジクールの製品は商品の保護を兼ねているためか、異常なほど硬い!硬いと言うよりむしろいやがらせの領域。並のハサミでは刃が通らないし、カッターだと本体まで傷つきそう。というわけで、台所ハサミでじょきじょき切ることに。

格闘すること30分、ついにマウスを救出


重りの入っている缶もがんばってこじ開けた


この重りをオレンジ色のウェイトカートリッジに装着していく。重り自体は真ん中にゴムベルトみたいな部分があり、ポコっと装着できるようになっている


マウスの裏側のオレンジ色の部分、ここにウェイトカートリッジを挿入する


暗くてよく分からないが、中の機構がのぞけます。確実にまずいので、重りを使わなくてもウェイトカートリッジだけは入れておくべきでしょう


こういう感じでウェイトカートリッジを挿入します


ウェイトカートリッジ装着完了、重さはお好みで変更してみましょう


一応、各ボタンはこうなっているらしい


マウス自体はずんぐりむっくりしていますが、手になじむ感じで持ちやすい。というか、テフロン加工のせいでよく滑るので、重い方が使いやすいです


解像度はスイッチ一つで変更可能(オレンジ色の光っている部分が現在状態を表示)


私はちょうどデフォルトの解像度がいい感じでした。解像度が高いと、ちょっと動かすだけで画面上のマウスもかなり進む感じがします。解像度が低いとなかなかマウスが思っているような距離を移動してくれません。この「思っている距離」というのと実際のマウスの進む距離を一致させるため、かなり解像度を細かく設定できます。手首のスナップ操作だけでデスクトップの端から端まで軽快かつ縦横無尽に操作できるのはかなりいい感じ。今まで感じていたストレスが無くなりました。また、キーボード操作してからさっとマウス操作に戻る際もウェイトが重いせいか、マウスがぐらつかないのでさっくりとつかんだり離したりできるため、使い勝手がよいです。重いマウスと聞くとゲゲッという感じも受けますが、意外に重い方がいいようです。逆にマウス自体をかなりの距離で移動させまくって操作したい人の場合は、ウェイトを軽くした方がいいのでしょう……

というわけで、買ってから既に1週間以上が経過していますが、今のところ最高です。現状のマウスに不満があるのならば、買う価値は「あり」でしょう。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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