海外向けアニメ配信サービス「Crunchyroll」が利用者の視聴履歴を漏洩したとして提訴される

ソニーグループが運営する日本国外向けのアニメ配信サービス「Crunchyroll」が、利用者の視聴履歴をマーケティング企業に共有したとして集団訴訟を提起されました。
Crunchyroll Sued Over Allegedly Leaking Fans' Anime Viewing Secrets After $16M Settlement
https://www.cbr.com/crunchyroll-sued-fans-anime-viewing-secrets/

Crunchyroll Hit With Class Action Lawsuit Over Allegedly Disclosing Anime Viewing Habits to Third Party - Anime Corner
https://animecorner.me/crunchyroll-hit-with-class-action-lawsuit-over-allegedly-disclosing-anime-viewing-habits-to-third-party/
原告は、Crunchyrollが同意なしに利用者のメールアドレスやデバイスID、アプリ内で記録されたアニメの視聴履歴をBrazeというマーケティング企業に共有したと主張しています。
CrunchyrollはBrazeが開発するソフトウェア開発キット(SDK)をアプリに組み込み、利用者の視聴履歴に基づいた通知やマーケティングメッセージを送信していましたが、その処理の過程でBrazeにも情報を送信していたとされています。

このような行為は、動画の視聴履歴を同意なく開示することを禁じるアメリカの法律「動画プライバシー保護法(VPPA)」に違反すると原告は主張しました。
以前にもCrunchyrollはVPPA違反の疑いで訴訟を起こされていて、2023年に会員1人あたり約30ドル(約4800円)、総額1600万ドル(約25億5000万円)を支払うことに同意して和解しました。Crunchyrollは当時、法律違反を否定しましたが、「訴訟を継続することに伴う不確実性や費用を避けるため」として和解を選択したと伝えられています。

今回の訴訟では、原告らは、2023年に同様の紛争が起きていたことを引用し、再び同様の問題が生じていることは「特に悪質」であると指摘しています。原告らはVPPA違反1件につき1人あたり2500ドル(約4000円)の損害賠償に加え、弁護士費用およびその他の訴訟費用の支払いを求めました。Crunchyrollは1700万人以上の有料会員と1億3000万人の利用者を抱えているため、求められる損害賠償額は膨大なものになると考えられています。
なお、Crunchyrollはこれとは別に不正アクセスの被害に遭い、ユーザーの氏名、アカウント名、メールアドレス、IPアドレス、地理的位置情報、サポートチケットの内容などの多種多様な情報が盗み出されたと伝えられています。
Crunchyrollをハッキングして680万人分の個人情報を盗んだとハッカーが主張、Crunchyrollは情報漏えいの調査を開始 - GIGAZINE

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in ネットサービス, Posted by log1p_kr
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