ネットサービス

プログラミング入門にピッタリなビジュアル言語「Pickcode」が登場、PythonやJavaScriptなどのより高度なプログラミング言語への移行を促進


プログラミングを始めるための最良の選択肢となることを目指して作成されたビジュアルプログラミング言語が「Pickcode」です。チャットボットやアニメーション、ゲームなどを作成しながらプログラミングについて学べ、PythonやJavaScriptなどのより高度なプログラミング言語への移行を促進することができるようになっています。

Pickcode | Make cool stuff with code
https://pickcode.io/


実際にPickcodeでプログラミングについて学んでみます。上記ページにアクセスして「Try a lesson」をクリック。


すると「最初に作りたいのは何?」という画面が表示され、選択肢として「A chatbot that says a few things(いくつかのことを話すチャットボット)」と「An animated drawing of a rectangle(アニメーションで描画された長方形)」が提示されます。好みの選択肢を選び、「Start」をクリック。


30秒ほどで終わる簡単なPickcodeのガイドがスタートするので、「Start Tour」をクリック。


画面右上にはレッスンの説明が表示されます。「Next」をクリック。


画面左にはユーザーがコードを記述するためのスペース。「Next」をクリック。


そして画面右下には記述したコードをテストするためのスペースが用意されています。「Start Lesson」をクリック。


するとレッスンの説明欄に「ピックコードペイントは画面上でブラシを動かすことで動作します。ペイントブラシは常に画面中央から始まります」「再生ボタンを押してスターターコードを実行し、その動作を確認してください。長さ『100』の線が描かれるはずです」という記述が現れました。


指示に従って画面右下にある再生ボタンを押すと、横向きの線が描写されました。どうやら画面右上に書かれているコードだと、長さ「100」の線を描画できる模様。


レッスンをクリアしたら「Next」をクリック。


次は「コードの数字を『200』に変更すると、線の長さが2倍になります」というもの。指示に従ってコード部分の数字を「100」から「200」に書き換えて再生ボタンを押すと、線の長さが2倍になりました。


こんな感じで画面右上に出てくるレッスンに従いながら、Pickcodeでのコードの書き方を学んでいけばOK。初めは1本の線を引くところからですが、最終的には以下のような長方形を作成することが可能となります。基本的な説明は丁寧に行い、応用はユーザー自身に行わせるというスタイルで、回答がわからない人のためのヒントも用意されていました。


「チャットボット作成」と「アニメーションでの長方形の描画」は、どちらもアカウント登録なしで無料で体験できるレッスンですが、アカウントを作成すればより多くのレッスンを体験することができます。なお、アカウント作成には生年月日の入力と、メールアドレスの登録が必要となります。


アカウントを作成するとさらに多くのレッスンを受けられるようになります。緑色のレッスンは一度クリアしたもので、レッスンをクリアすると次のレッスンが解放されるという仕組みになっています。初めはかなり簡単なレッスンになっており、数分あればクリアできるくらいの難易度となっていました。


レッスン名の横に「Plus」と書かれているものは有料のレッスンで、月額5ドル(約740円)を支払ってPickcode Plusに登録することで受けられるようになります。


なお、Pickcodeには他にもPythonのレッスンや1時間ほどの時間をかけて取り組むさまざまなお題も用意されており、プログラミング言語の習熟度に合わせたさまざまな学習が可能です。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「プログラミング言語ランキング:2023年1月版」をソフトウェア開発者分析企業が発表 - GIGAZINE

GitHubが「2022年に最も使用されたプログラミング言語」ランキングを発表 - GIGAZINE

「1つのプログラミング言語を学んだら別の言語も簡単に習得できる」という説は本当なのか? - GIGAZINE

プログラムのコードを読む時に活性化される脳の領域は言語処理と同じではない - GIGAZINE

チャット形式でプログラミングが可能なローカルで動作するオープンソースなAIツール「Open Interpreter」を使ってみた - GIGAZINE

in ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article here.