Instagramが数百万人のユーザーがアカウント凍結される不具合を修正したと発表

2022年10月31日に世界中でInstagramの機能に不具合が発生し、一部のユーザーはアカウント停止の状態に見舞われました。Instagramはこの問題を認め、2022年11月1日には修正したと報告しています。

Instagram fixes outage that told millions their accounts were suspended - The Verge
https://www.theverge.com/2022/10/31/23432703/instagram-down-outage-suspended-account-banned

Instagramでの不具合は、日本時間で2022年10月31日22時頃に発生しました。主要なネットサービスの通信状況を監視するDowndetectorを見ると、障害発生の報告が22時頃から急増し、23時頃にピークを迎えています。

Instagram down? Current status and problems | Downdetector
https://downdetector.com/status/instagram/

また、単にInstagramへアクセスできなくなるだけでなく、一部のユーザーには「あなたのアカウントは2022年10月31日に一時停止されました」と、まるでアカウントが凍結されてしまったかのようなメッセージが表示されました。

IT系ニュースサイトのThe Vergeによると、人気サッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウド氏のInstagramアカウントをチェックしたところ、障害発生からおよそ2時間ほど経った11月1日0時14分の時点で、4億9300万人ほどいるフォロワー数が300万人分ほど減っていたように見えたとのこと。その後、再びフォロワー数は4億9300万人に戻ったそうです。

Instagramの公式Twitterアカウントは23時14分に「Instagram アカウントへのアクセスに問題が発生していることを認識しています。ご迷惑をおかけして申し訳ございません」と述べ、不具合を認めました。

その後、Instagramの公式Twitterアカウントは「このバグはついに解消されました。世界中のさまざまな地域でアカウントにアクセスできず、一部のフォロワー数が一時的に変化する原因となっていました。申し訳ありません！」とツイート。また、Instagramのアダム・モセリCEOも「申し訳ありません……」とツイートしています。

なお記事作成時点では、Instagramは不具合の理由を明らかとしていません。