大画面を3つ折りでスマホに変える折りたたみ式ハイブリッド端末をXiaomiが開発か
2019年はディスプレイを折りたためる「折りたたみ式スマートフォン(フォルダブルフォン)」が各メーカーから登場するとみられています。そんな中、中国のXiaomiがタブレットサイズの大画面を2か所で折りたたむ新しいタイプのフォルダブルフォンを開発しているようです。
3つ折りタイプのフォルダブルフォンのリークムービーをTwitterで提示したのは、スマートフォンのリーク情報で定評のあるEvan Blass氏。以下のツイートで、大画面の両サイドを折りたたんでスマートフォンサイズに変更する様子が確認できます。
Can't speak to the authenticity of this video or device, but it's allegedly made by Xiaomi, I'm told. Hot new phone, or gadget porn deepfake? pic.twitter.com/qwFogWiE2F
— Evan Blass (@evleaks) 2019年1月3日
スクエア(正方形)に近いアスペクト比の画面。
画面ロックを解除すると、ホーム画面にアプリのアイコンが並んでいます。指で操作する様子を見る限り、タブレット端末にも見えます。
Googleマップを表示するとこんな感じ。
ピンチイン/アウトなどのタッチ操作も可能です。
画面の右サイドを折りたたみ……
さらに左側も折りたたむと、あっという間にスマートフォンのサイズへ。
3つ折り状態では一般的なスマートフォンのような形状になりますが、折りたたまれたディスプレイがオミットされるのかどうかなど、背面の「仕舞い方」が気になります。
OSにはXiaomi独自のカスタムOSシリーズである「MIUI」の文字が確認できます。
リークムービーをツイートしたBlass氏でさえ、この端末がXiaomiが開発中の本物なのかについては確たる情報がなく保証できないとのこと。端末が本物の開発機であれば、SamsungやLenovoなど、内側に折りたたむタイプの他のフォルダブルフォンとは一線を画する独特のデザインをXiaomiは模索しているようです。
スマートフォンの性能が必要十分なレベルにまで高まり、有り余る性能を活用する有効な新コンテンツを見いだせない中で、他社との差別化が難しくなる中、「ベゼルレス」デザインに次ぐ主戦場は折りたたみディスプレイになると予想されています。耐久性が十分なのか、そもそも使い勝手で優位性があるのかなどを含めて、多くのスマートフォンメーカーによるフォルダブルフォン市場開拓への試行錯誤は続いているようです。
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in モバイル, ハードウェア, 動画, Posted by darkhorse_log
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