ハードウェア

素足で歩く感触を得るために極限までぜい肉をそぎ落としたシューズ「iGUANEYE Jungle」


「裸足で歩く感覚が好き」だとしても、実際に裸足で歩き回ることは安全上の問題で不可能です。そこで最低限の履物が必要になるわけですが、「どこでも裸足の快適さ」を得るために極限までパーツをそぎ落としたシューズ「iGUANEYE Jungle」が開発されています。

iGUANEYE Jungle : barefoot comfort everywhere | Indiegogo
https://www.indiegogo.com/projects/iguaneye-jungle-barefoot-comfort-everywhere#/

「iGUANEYE Jungle」がどんなシューズなのかは、以下のムービーを見れば一発でわかります。

iGUANEYE Jungle on Vimeo


iGUANEYE Jungleを開発したオリバー・タコさん。5年前にリリースしたシューズ「iGUANEYE Fresh」は、クラウドファンディングで成功を収めて製品化され、世界中で何千足も販売するヒット作になったとのこと。そのiGUANEYEの新作シューズが、「Jungle」です。


現代人はコンクリートの箱に囲まれて生活をしています。


ぎゅうぎゅ詰めの満員電車で通勤する人も多いはず。


足を覆うシューズによっては熱がこもりがち。


足がようやく解放されるのは、帰宅後のつかの間だけ。


「ビーチを素足で歩くような生活をしたい……」と考えても、現実には無理です。


ケガややけどを防ぐために最低限の保護は必要です、古くから「最小限のシューズ」としてサンダルが使われてきました。しかし、デザインや機能から言えば、サンダルは現代的ではない、というのがタコさんの考え。


そこで、現代に合った「最小限のシューズ」を求めて「Jungle」の開発がスタートしたとのこと。


インスピレーションを受けたのはインディアン。かつてインディアンは天然のゴムの木の樹液に足を踏み入れることで、「最小限のシューズ」を手に入れていました。このインディアンのシューズのような開放感を現代の技術で再現しようというわけです。


こうして完成したのがこのデザイン。


親指とかかとが覆われているのを除くと、靴底だけという開放的なデザインになっています。


肌の触れる素材や、衝撃を吸収する靴底の素材にはこだわり抜いたとのこと。


JungleはiGUANEYEの拠点であるポルトガルで製造されます。


Jungleは2ピース構成で、アウトソールとインナーソールを組み合わせて使います。


アウトソールは黒とライトグレイの2色。


インナーソールは、通気性に優れるコルクと肌触りの良いレザーを使った「LUX」モデルと……


軽量で防水性に優れたEVA素材を使った「LIGHT」の2種類。


iGUANEYEは「どこでも裸足の快適さ」を得られる最小限のシューズ「Jungle」を製品化するために、クラウドファンディングサイトIndiegogoで、目標金額を5万ドル(約570万円)に設定して出資を募集中。すでに金型の手配は完了しており、2018年3月からの量産化に向けて準備が進められているとのこと。


iGUANEYE Jungleプロジェクトでは、49ドル(約5500円)の出資で「Jungle LIGHT」を、69ドル(約7800円)の出資で「Jungle LUX」を、90ドル(約1万円)の出資で「Jungle LIGHT」&「Jungle LUX」をセットでゲット可能。日本への送料はいずれも20ドル(約2300円)となっています。なお、出資者には後日、サイズを確認するオンラインアンケートが行われるとのこと。商品の発送は2018年4月~5月が予定されています。


iGUANEYE Jungleプロジェクトの出資期限は、2018年1月21日(日)までとなっています。

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in ハードウェア,   動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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