自分だけの街を育成しながらゲーム感覚で楽しく家計簿がつけられるアプリ「Fortune City」
家計簿をつけようと思っても、買い物をする度にレシートの内容を帳面につけたりPCに入力していったりという作業は面倒で負担が大きく、うっかりつけ忘れてしまうことも。しかし無料の家計簿アプリ「Fortune City」は、収支の記録によって自分の街をどんどん成長させていくという育成ゲーム要素もあるので、街作りのシミュレーションゲームを遊ぶ感覚で家計簿をしっかりつけることができます。
Fortune City - 支出を記録して、街を育てよう!
http://fortunecityapp.com/jp/
アプリにはAndroid版とiOS版があります。
Fortune City - 支出を記録して、街を育てよう! - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fourdesire.fortunecity
Fortune City - 支出を記録して、街を育てよう!を App Store で
https://itunes.apple.com/jp/app/id1172713884
今回はiOS版をインストールして使用しました。基本機能無料です。
起動するとキャッシーという自称CFOの猫が挨拶をしてくれました。
まずは基本的な使い方についてのチュートリアルがスタート。収支の記録は画面下部をタップして行います。
直前にラーメン屋で「つけ麺(大)」(税込950円)を食べていたので、それを記録します。まずは支出のジャンルで「食べ物」を選択し、詳細を入力。最後に価格を入力したら右下のチェックマークをタップすれば登録OK。
支出が登録されると、建物が完成します。今回は食費だったので、「食べ物屋台」が建設されました。登録した支出のジャンルに応じて、街に新しくできる建物の種類が変化します。
同じレベルの店が2つあれば融合させてレベルアップさせることが可能。
「食べ物屋台」を2つ融合させると「ファミリーレストラン」になります。コイン25枚を消費することを確認して、融合をタップします。
2つのお店が1つになりました。
普段は市民が街をうろついていますが、街が発展するにつれて訪問者が少しずつ増えていきます。訪問者はダイヤを消費することで市民に招き入れることが可能。街の中をうろついている人をタップします。
訪問者についての詳細が表示されるので、左下の「招待する」をタップ。
確認画面が現れるので、「招待する」をタップ。これでデビッド・トンプソンさんは街に住み着いてくれます。
ただしこのままではデビッドさんは無職のまま。仕事を割り振ってあげなければなりません。先ほど建設したファミリーレストランに仕事の枠があったので、ここで働いてもらうことにします。人影になっている部分をタップします。
先ほど市民になったデビッドさんを選択し、「転職する」をタップ。
無事に仕事が割り振られました。2人で1時間につき69枚のコインを稼いでくれるようになります。コインを消費して街を発展させて、それにより増えた市民に仕事をしてもらえば、稼いだコインで街をより発展させることができるというわけ。
街は建物のブロックで構成されており、ブロックはもちろん移動させることが可能。建物をタップして、矢印アイコンをタップ。
移動させたいブロックをドラッグすればOK。
市民からのミッションが定期的に発生します。どうやら雑誌を落としたから探して欲しいとのこと。「確認する」をタップします。
街を見てみると、道路の上に雑誌が落ちていました。こんなに分かりやすく道路に落ちているにも関わらず自分で見つけられない市民のために、雑誌をタップしてあげます。
ミッションコンプリート。報酬としてダイヤを2つゲット。「報酬獲得」をタップします。ちなみにダイヤは240円で150個、600円で500個を購入することもできます。
こうして収支を記録しながら街を育てていった結果が以下の画像。食費への偏りがすさまじいため、他のジャンルの店はそれほどレベルがあがっていませんが、飲食店だけは巨大な寿司屋がそびえ立つまでに成長。
もちろん街育成のシミュレーションゲーム要素だけではなく、家計簿アプリとしての機能も充実。今までの収入や支出を分析することも可能。画面左下の円グラフアイコンをタップします。
支出ジャンルごとに内訳や金額を参照することができます。週末に友人と食事に行った分があるとはいえ、食費が60%も占めており、少し食事にお金を使いすぎているのではと反省。
当然、せっかくの家計簿アプリもつけ続けないと意味がありません。毎日の記録を忘れないようにリマインダを設定することも可能。画面右下のアイコンをタップします。
左下の歯車アイコンをタップ。
「記録」の項目にある「リマインダー」をタップします。
時刻を選べば通知をしてくれるので、家計簿をつける習慣をアプリの存在ごと忘れてしまうことが防げます。
現実に買い物をしてそれを入力することで街が早く成長していくわけなので、ある意味「現実でゲームに課金済み」という状態。ため込んだレシートを後から入力するという形だと途中で力尽きてしまい、結局家計簿をつけることが習慣づけられないという人も、街を育成するというゲーム要素やリマインダ機能などによって、お金を使ったらすぐスマホを取り出して記録しようという気持ちになるというのはよくできているポイント。またゲームだけではなく、収支の管理が簡単でわかりやすくなっており、家計簿アプリとしても高い完成度です。今までなかなか家計簿をつけ続けることができなかった人も試してみる価値はかなりアリです。「Fortune City」は基本機能無料ですが、税込240円を追加することでアプリ中の広告を非表示にすることが可能です。
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