メモ

ディープラーニングの書籍の決定版ともいえる「Deep Learning」、日本語翻訳の改善のために事前にオンライン公開


ディープラーニング(深層学習)の大家として知られるイアン・グッドフェロー氏、ヨシュア・ベンジオ氏、アーロン・カービル氏の手による書籍「Deep Learning」の日本語翻訳版について、「少しでも良い翻訳本とするため」ということで、意見や指摘の反映のために事前のオンライン公開が行われています。

Deep Learning (日本語翻訳版)
http://www.deeplearningbook.me/(公開終了)


「ディープラーニングに関する書籍の決定版」とも呼ばれる「Deep Learning」は、deeplearningbook.orgで全文読むことができるほか、製本された書籍版が2016年に発売されており、電子書籍(Kindle)版も出ています。

Amazon.co.jp: Deep Learning (Adaptive Computation and Machine Learning series): Ian Goodfellow, Yoshua Bengio, Aaron Courville: 洋書


現在、人工知能等の研究を行っている東京大学松尾研究室が中心となって内容の日本語訳が進められており、後日、書籍として発売される予定となっています。

オンライン公開を行ったのは「少しでも良い翻訳本とするために、発売前にできるだけ多くの方に翻訳版を読んでいただき、ご意見やご指摘を反映させることを意図」したものだとのこと。

目次はこんな感じ。記事作成時点では「第III部 深層学習の研究」の「第18章 分配関数との対峙」、および「第20章 深層生成モデル」が「公開準備中」となっていますが、ファイル公開先であるScribdでは読むことが可能でした。


これらのファイルは、書籍の発売後は公開を終了する予定だとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「ディープラーニング」や「ニューラルネットワーク」をできるだけ簡単かつわかりやすく解説するムービー - GIGAZINE

初心者向け「機械学習とディープラーニングの違い」をシンプルに解説 - GIGAZINE

AIを現実のものとする「ディープラーニング」の歴史はどこから始まったのか? - GIGAZINE

Googleの開発者が作った3時間でディープラーニング(深層学習)をスライドとムービーで学べる集中レッスン - GIGAZINE

画像を塗りつぶした部分に一瞬で自然な画像を補完する技術を早稲田大学の研究者が開発 - GIGAZINE

in メモ, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.