Intelが1ペタバイト(1000TB)のサーバー用SSD「Ruler」を発表


Intelがエンタープライズ向けのSSDを発表しました。その中に、ラックサーバー向けの1Uサイズで最大容量1PB(1000TB)を実現するケース規格「Ruler」が含まれています。

Intel Further Delivers on Storage Transformation with New SSD Form Factor and Innovative Designs | Intel Newsroom
https://newsroom.intel.com/news/intel-delivers-storage-transformation-new-ssd-form-factor-innovative-designs/

Intel Teases New “Ruler” SSD Form Factor & Dual Port Enterprise SSDs – Techgage
https://techgage.com/news/intel-teases-new-ruler-ssd-form-factor-dual-port-enterprise-ssds/

Intelはデータセンター向けの「Intel SSD DC S4500」と「DC S4600」という2種類のSSDを発表しました。S4500/S4600ともにフォームファクタは2.5インチのSSDで、すでに市場への供給は開始されているとのこと。


S4600/S4500シリーズは、新しいSATAコントローラーとファームウェアを搭載するIntelの第2世代3D NANDを採用したSSDで、旧来のHDDからSSDへの置き換え用に開発されたエンタープライズ向けのストレージです。インターフェースはSATA3が採用されています。


S4500は最大7.68TBまで用意される容量重視のモデル。


S4600は最大容量は3.84TBまでですが、より高い耐久性を持つ信頼性重視のモデルです。


また、冗長化するためにデュアルポートを採用する「Intel SSD DC D4500/D4502/D4600」も、2017年第3四半期(7月から9月)から出荷される予定です。


IntelはS4500/S4600、D4500/D4502/D4600という2.5インチフォームファクタのSSDだけでなく、ラックサーバーに搭載できる1UサイズのSSD用フォームファクタ「Ruler」も公開しました。これまで主流だったストレージであるHDDは3.5インチ/2.5インチサイズでしたが、メモリストレージのSSDはPCI-ExpressカードやM.2などより薄型・コンパクトな形状にすることができます。そこで、1Uラックにぴったりの新規格としてIntelは薄くて細長い「定規(Ruler)」のような形状のストレージケースを提唱したというわけです。


IntelはRulerに関して詳しい情報は明らかにしていませんが、1Uサイズで最大1PBを実現するとのこと。Rulerのリリースについては「近い将来、発売する」と述べるにとどまっています。

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