取材

電動スクーター「JYRO」シリーズ3種が東京おもちゃショー2017に登場、新感覚のスポーツギアを試してみた


東京おもちゃショー2017で、Yボリューションジャパンが電動一輪車「JYRO Roll」など電動乗り物「JYRO」シリーズをドドンと3点出展しています。

Y Volution
http://yvolution.jp/

東京おもちゃショー2017 INTERNATIONAL TOKYO TOY SHOW
http://www.toys.or.jp/toyshow/

Yボリューションのブースに……


充電中のおもしろそうな物を発見。


◆JYRO Roll
これは、「JYRO Roll(ジャイロロール)」という、電動の一輪スクーター。中央のタイヤにまたがるようにして乗り、スケボーのように左右に移動します。最高時速はなんと15km/hだとのこと。


ステップはこんな感じ。


タイヤは直径254mm、幅138mmで、荒れた道でも走破可能だとのこと。ホイール内にモーターとジャイロセンサーを搭載しています。


ボード側面に電源ボタン。横にはバッテリー容量を示すインジケーター。


ボードの両先端は赤色のLEDで発光します。


バッテリーはSamsung製の容量4.4Ahで、充電時間は3時間。フル充電では約12キロメートルも走れるそうです。


どうやってJYRO Rollに乗るのかは、以下のムービーを見れば分かります。

電動一輪スケボー「JYRO Roll」はこうやって乗る - YouTube


さっそく乗ってみました……が、乗れず。バランスを取るのが難しく、見た目以上にスポーツ性アリ。乗れるようになるには練習が必要ですが、何とか15km/hで爆走してみたい、乗りこなしたいという衝動に駆られました。JYRO Rollは2017年9月に10万円程度で発売予定です。


◆JYRO Solo
同じく電動一輪車「JYRO Solo」


フロントまわり。青色のLEDが怪しく光ります。


ボタンを押すとライトが点灯します。


後方にもLEDを搭載。


側面中央に電源ジャック。本体に充電コードをつないで充電します。バッテリー容量は2Ahで充電時間は3時間。


ステップは……


折りたたむことが可能。


JYRO Soloはよく見ると2輪でした。


天面はスーツケースの様にハンドルを引き上げられます。


ジャイロセンサーを搭載しているJYRO Soloは、お散歩するように移動させることも可能です。


体重移動だけで操縦して、最高速度は20km/hで最大20キロメートルの走行が可能な「JYRO Solo」でスイスイ進む様子は以下のムービーから。

最高速度20km/hの一輪スクーター「JYRO Solo」でスイスイ走行する様子 - YouTube


JYRO Soloにも乗ってみました……が、乗りこなせず。JYRO Rollと同様、かなりスポーツ性の高い乗り物になっていました。JYRO Soloは10万円程度で2017年9月に発売予定です。

◆JYRO Flow
これは電動キックボード「JYRO Flow」。キックボードを電動化したものです。


ハンドル中央部位はディスプレイを搭載。


右ハンドル下の黒いレバーがアクセルで、押すとアクセルON。


左の赤いレバーはブレーキ。


ディスプレイには走行速度やバッテリー残量、パワーなどを表示可能。


ディスプレイ下のボタンは中央が電源ボタンで、長押しして本体のON/OFFが可能です。


右のボタンを押せば、パワーモードを上げることができます。パワーモードは3段階で、速度が欲しい場合や上り坂などではパワーを上げればOK。


JYRO Flowのハンドルは取り外しが可能。


ハンドルステーは折りたたみ自転車と同様の機構です。


ハンドルを下にたどった部分に充電用のジャック。コードを本体に挿し込んで充電でき、充電時間は2.5時間。フル充電では22キロメートルを走行できます。


なお、SANYO製の容量6.6Ahのリチウムイオンバッテリーはハンドルステー部分に入っています。


前輪。フェンダーから分かるとおり、JYRO Flowは雨の中を走行可能です。


ハンドルはかなり切れます。


後輪のフェンダー


足で押すタイプのブレーキを兼ねているのはキックボードと同じ。


ステップ幅はこれくらいで、足は前後に一列になるように載せます。


ということで、JYRO Flowの走行はこんな感じ。

電動キックスクーター「JYRO Flow」は練習なしで楽しめるスポーツギア - YouTube


JYRO Flowは練習なしで乗れました。とはいえJYRO Flowも最高スピードは25Km/hとかなりの走行性能だとのこと。JYRO Flowは8万円程度で2017年9月に発売予定です。アメリカでは通勤に電動スクーターを使う強者がいるとのことですが、日本では道交法により、JYROシリーズの公道走行はできないことには注意が必要です。

・おまけ
電動スクーターの「JYRO」シリーズは、対象年齢が16歳以上のスポーツギアですが、Yボリューションは子ども向けの乗り物が主力製品だとのこと。


電動マシンの中に置かれていた「Y Fliker」というユニークな形のスクーター。


後輪は自由に動き、ステップの体重移動でスイスイと進むことができます。


Y Flikerには乗り味に応じて種類があり、これは「CARVER」というドリフト走行が可能なタイプだとのこと。


ハンドルステーとフレームをはさむオレンジ色のゴムブッシュも搭載しており、ドリフト走行に耐えられる仕組み。


ハンドル部にはブレーキもあり。


Y Flikerでどのような走行が可能なのかは以下のムービーで確認できます。

ステップを踏んでぐいぐいと進むアナログスクーター「Y Fliker」が新感覚で思わずハマる乗り心地 - YouTube


アクロバティックな動きもできるY Flikerは子ども向けだけでなく大人向け製品もあり。乗ってみると想像以上に楽しく、ハマりそうな魅力を秘めていました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
最高速度18km/h&航続距離30kmの小型モビリティ「Ninebot Mini Pro」を発売直前に乗ってみました - GIGAZINE

スマホ操作で楽ちん移動が可能なコミューター「XYZ board」に乗ってみました - GIGAZINE

電動ローラースケート「RocketSkates」に乗りスイーっと実際に滑ってみた - GIGAZINE

トヨタの体重支持型モビリティ「Winglet」ムービー&フォトレビュー - GIGAZINE

折りたたんでどこでも持ち運べる公道走行OKの電動スクーター「ScootMan」に乗ってみました - GIGAZINE

「東京おもちゃショー 2017」全記事まとめ一覧 - GIGAZINE

in レビュー,   取材,   ハードウェア,   乗り物, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.