Nintendo Switchの内部設計が丸わかりな分解写真がリークされる
2017年3月3日の発売日を前に開封の儀&ソフトウェアセッティングのムービーが公開された任天堂の「Nintendo Switch」に、内部構造を丸裸にする分解画像がリークされました。
Is this what the Nintendo Switch’s insides look like? | Ars Technica
https://arstechnica.com/gaming/2017/02/is-this-what-the-nintendo-switchs-insides-look-like/
Nintendo Switch Operating System, Menu Details Leak - IGN
http://www.ign.com/articles/2017/02/17/nintendo-switch-operating-system-menu-details-leak
以下が中国のゲーム部品会社Zhaoyangのウォーターマーク入りでリークされたNintendo Switchとおぼしき端末の分解画像。ディスプレイユニットを取り外した状態で、画像の左にバッテリーパック、中央にシロッコファンとヒートパイプ、右側に各種モジュールが確認できます。
スポンジのような緩衝材で覆われたバッテリーの容量は「4310mAh」で、公式発表されている数値と一致。なお、Nintendo 3DSのバッテリーパックのような「Nintendo」のロゴが入っていないことから、バッテリーは取り外しを前提としていない可能性があります。
NVIDIAロゴのレーザー刻印が確認できるSoCコア。Tegra X1チップに用いられている「A1」とは異なる「UDNX02-A2」という表記から、Tegra X1ではないNintendo Switch用にカスタマイズされた専用SoCを搭載している可能性があります。
DS用のカートリッジとマザーボードの大きさを比較するとこんな感じ。
マザーボード背面。なお、シリアルナンバーなどの端末情報を表記したステッカーは、端末の出所を明らかにしないためかモザイク処理が施されています。
ディスプレイユニット
液晶パネルの裏側
小さな筐体でNVIDIAのパワフルなSoCを冷却するために、極薄のファンと熱を効率的に移動させるL字型のヒートパイプ。
カートリッジスロット
今回リークされた画像が本当にNintendo Switchのものなのかどうかは明らかではありませんが、仮に偽物だとすれば信じられない手の込みようです。
なお、Nintendo Switchの開封の儀とソフトウェアセットアップに関するムービーもリークされていましたが、アメリカの卸業者から盗み出された端末であると特定されています。
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ムービーの主は「予約していたNintendo Switchが2週間も前に届いた」としていましたが、IGNが任天堂から得た回答では、端末はアメリカの卸業者の従業員によって盗み出された後に転売されたもので、該当する従業員に対しては法的措置を講じていることが明らかにされています。
なお、Nintendo Switchは2017年3月3日に発売されます。
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