超絶クオリティのフィギュアを4人のクリエイターが自由に彩色すると見た目はこんなに変化する
韮沢靖さんによる漫画作品「PHANTOM CORE」で登場する女鎮圧屋ニナ・ドロノが、思わず息をのむほど美しい妖鳥シレーヌの原型を製作した塚田貴士さんの手で立体化しました。この立体を4人のクリエイターが思い思いに彩色しており、同じ形のもののはずなのに、4つの異なる個性がバチバチし合っています。
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塚田貴士さん原型製作の「ニナ・ドロノ」(3万8000円)はワンダーフェスティバル 2017[冬]の5-15-01「GILL GILL」ブースに展示されていました。彩色なしの素の状態がこれ。
アップで見るとこんな感じで、生き生きとした表情と禍々しい腕や装飾品が特徴的。
これを村上圭吾さんが彩色すると……
こうなります。
褐色の肌に筋繊維がむき出しになったかのような右腕、そして禍々しいこの世のものとは思えない左腕。
色が加わることでよりリアルなフィギュアに変身します。
続いてGILL GILLの専属ペインターである「K2」さんが色彩したニナ・ドロノ。
それがこれ。
肌は白色で、ショッキングピンクの髪の毛が特徴的。
原型の段階では気づかなかったのですが、躍動感あふれる髪の毛の中にドクロが3つ確認できます。
続いて、矢竹剛教さんの彩色したニナ・ドロノ。
最もカラフルなニナ・ドロノです。
髪の毛の色はK2さんのニナ・ドロノと同じピンク色ですが、やや弱めのピンクが使われています。
ピンク・オレンジ・黄緑・水色・紫とさまざまな色を使っていますが、全体的にはとてもまとまった印象になるというのがとても不思議。
最後は菅野貴司さんの彩色したニナ・ドロノ。
ダークカラーのみで構成されたニナ・ドロノ。肌の色以外は村上圭吾さんのニナ・ドロノに似ている気もするし、髪の毛の色以外はK2さんのニナ・ドロノにも似ているようにも見えますが、全体の印象はそのどちらともまったく違います。
よくよく見てみると、唯一のオッドアイなニナ・ドロノです。
彩色なしの原型も含めると5種類のニナ・ドロノが一列に並んでおり、とにかくインパクト大で、横を通る一般来場者たちは思わず足を止めて眺めていました。
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