デザイン

14日間洗濯しなくても大丈夫なソックス「Brothers Socks」


一見するとスタイリッシュなデザインの靴下なのに、特殊な技術を用いることで最大14日連続で使用しても洗濯が不要なのが「Brothers Socks」です。

Brothers Socks: Wear 14 days straight without washing! by Brothers Socks — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/465300018/brothers-socks-wear-14-days-straight-without-washi

Brothers Socksがどんなアイテムなのかは以下のムービーを見ればわかります。


人間の体には260万もの汗腺がありますが……


そのうち20%は足に集中しているため、運動をすると足に汗をたくさんかきます。


汗の成分は主に水と塩で、わずかに脂質と糖が含まれます。そのため、本来汗は無臭なのですが、衣服や靴下のような布地に汗がつき、湿った温かい環境が生まれることでバクテリアが繁殖。このバクテリアが、独特の悪臭を生み出します。


そこで開発されたのが、バクテリアの繁殖を抑える「Silver-Aroma」という技術。Brothers Socksには銀を使用しているのですが、銀から発せられる陽イオンがバクテリアのマイナス電気イオンとくっつくことで、バクテリアは繁殖をやめるとのこと。


Brothers Socksは100%リサイクルされた銀を使用。


Brothers SocksはSilver-Aroma技術によって、バクテリアの繁殖を99%減らすことに成功しています。


バクテリアが繁殖しにくいということはすなわち、洗濯回数が少なくていいということ。そのため、水とエネルギーと時間を節約できます。


ハイキングやキャンプといったアクティビティにも最適。


連続で使用しても、最大14日、洗濯しなくてよいとのこと。


銀を使っているといっても見た目は普通の靴下で、伸縮性もあり。


ポリエステルやナイロン、ウール、コットンといったさまざまな素材がテストされ……


最終的にウールの中でも最高級と言われる、「メリノ種」という羊から取られる「メリノウール」が使用されることになりました。メリノウールは適温を保つ力が高く、耐久性はコットンの8倍だそうです。


また、一般的な靴下よりも目が細かいので、靴下が定位置からずれにくいデザインとのこと。


底の部分は密度が高く、クッション性に優れています。


色はモノトーンとマルーンレッドの2種類です。


なお、ウールはオーストラリアで取られたもので……


銀素材はスウェーデンから。


染めと製造は中国で行われ……


デザインとパッケージングはイギリスで行われました。


Brothers Socksは商品化のために出資を募っているところであり、目標額5000ドル(約60万円)のところ、記事作成時点において既に1万8000ドル(約210万円)を集めることに成功しています。


18ポンド(約2600円)の出資でBrothers Socksを1つゲット可能で、35ポンド(約5100円)ならBrothers Socks2つセット、60ポンド(約8700円)なら4つセットのBrothers Socksがゲット可能。日本への発送が行われる場合でも、送料は無料で、発送は2017年5月頃が予定されています。


なお、締切は日本時間で2016年12月26日(月)15時です。

Brothers Socks: Wear 14 days straight without washing! by Brothers Socks — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/465300018/brothers-socks-wear-14-days-straight-without-washi

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「Kickstarter」へ出資してゲットする方法&出資しまくった経験からわかった注意点まとめ - GIGAZINE

洗濯不要であらゆるシミをはじいてニオイも防ぐセルフクリーニングジーンズ「ODO」 - GIGAZINE

知っておくと劇的に役に立つ目からうろこの洗濯方法 - GIGAZINE

1分間に700回の振動で汚れを落とす手のひらサイズの洗濯機「COTON」はどのくらい使えるのか? - GIGAZINE

汗だくになっても臭わない銀繊維を編み込んだTシャツ「SilverAir Shirts」を使ってみた - GIGAZINE

空気の力で服の臭いや汚れを落とす衣類エアウォッシャー「RACOOON」を使ってみました - GIGAZINE

in 動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.