現実と幻想のはざまの「さいたま市」を冒険するRPGアプリ「さいたま市RPG ローカルディア・クロニクル」をプレイしてみた

さいたま市北区を「ノースノース王国」、さいたま市桜区を「プリムローズ王国」にするなど、実在のさいたま市を舞台にした作られたRPGアプリが「さいたま市RPG ローカルディア・クロニクル」です。ファンタジーなさいたま市を冒険できるだけでなく、実際にさいたま市で使えるクーポンなどもゲットできるようになっており、無料でプレイ可能なので実際にインストールしてプレイしてみました。
さいたま市RPG ローカルディア・クロニクル - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=i.get.localdiachronicle.aya
さいたま市RPG ローカルディア・クロニクル on the App Store
https://itunes.apple.com/us/app/saitama-shirpg-rokarudia-kuronikuru/id1096578864?l=ja
さいたま市RPG ローカルディア・クロニクルがどのようなゲームなのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。
さいたま市RPG ローカルディア・クロニクル - YouTube

「現実と幻想のはざまのさいたま市を舞台にあの頃の冒険の続きをしよう!!」

ゲーム内では、さいたま市大宮区が「ラージシュライン公国」として存在しており……

ヒロインのルーシェ=プリムヴェーラは、ラージシュライン公国の聖女です。

さいたま市北区は「ノースノース王国」になっており……

主人公のシド=レヴィが王国兵士の見習いとして住んでいます。

さいたま市桜区は「プリムローズ王国」

仲間の1人であるクラック=トルーマンの国でもあります。

さいたま市岩槻区は「ロックゼルコバ王国」

4人目の仲間となるディゼ=ノックスがいます。

豊富な会話イベントが用意されているとのこと。

パーティは最大4人で、ドラクエと同じようなコマンド入力式バトル。

ゲーム内では、さいたま市内で実際に使えるクーポンも入手可能です。

さいたま市の史跡や施設を訪問すると、GPSでチェックインして強力な武器がゲットできるようになっています。

「ガチャなし!ソーシャル機能なし!アイテム課金……少しあり!」という、さいたま市をベースにしたRPGで現実世界ともリンクした機能を持つアプリとなっています。

◆プレイしてみた
というわけで実際にさいたま市RPG ローカルディア・クロニクルをインストールしてプレイしてみます。

ゲームはオートセーブなので、どこかでセーブして中断する必要がないのはうれしいところ。「ゲームを開始する」をタップします。

「はい」をタップ。

主人公であるシドが学者っぽい人に本を取ってくるよう頼まれています。シドはさいたま市北区こと「ノースノース王国」で兵士の見習いをしているとのこと。

主人公や仲間のセリフはイラスト付で表示されることがあり、話している内容によって表情も変わります。

画面下側に方向カーソルが表示されており、行きたい方向のボタンを押せば移動可能。ボタンを離さなくてもスライドすれば別の方向に移動できますが、操作性は快適とは言えません。

会話できる人の横に立つと、頭上に「……」というアイコンが飛び出るので、「OK」を押すと……

何かしらの会話が始まります。

アイテムが隠されたツボやタルの前に立つと、「!」のアイコンが出ることがあります。「OK」をタップすると……

冒険を補助するアイテムをゲットすることができました。

というわけで頼まれていた本をゲット。

本を渡すと、師匠のところへ訓練へ行くよう促されます。

地下にいた師匠のもとにやってくると、戦闘方法のチュートリアルを行うことができます。

練習用のモンスターが登場。

コマンドは「戦う」「逃げる」「オート」の3つで、モンスターを倒すには「戦う」をタップ。

行動させたいキャラクターを選択します。ほかに仲間がいれば別のキャラクターも選択できるのですが、選択した順番は戦闘時の順番に影響しないので、このコマンドなくした方がいいのでは……、と思ってしまいます。

すると「攻撃」「魔法」「道具」「防御」の4択コマンドが表示されました。ノーマル攻撃を行うには「攻撃」をタップします。

攻撃したいモンスターをタップして選択。これでようやく攻撃が可能になります。仲間が増えるとこれらの操作を全員に行う必要があるので、スマートフォンの操作システムとしてはもっと簡略化してほしいところ。

チュートリアルが済んだら王様に呼ばれ、ヒロインの聖女さまを護衛する任務を与えられます。

聖女さまを迎えに冒険がスタート。フィールドや街の様子などはスーパーファミコン時代を思い出させるグラフィックです。

聖女さまが待っている「ビカム村」に到着。この村もさいたま市のどこかから付けられた名前なのでしょうか……。

ヒロインのルーシェと出会いました。

美少女との出会いに照れる主人公。ルーシェは最近モンスターが凶暴になっている原因を探るため、近くにある祭壇を調査したいとのこと。主人公は道中の護衛を任されたわけです。会話システムでストーリーが展開していくのですが、さいたま市は特にストーリーには関係していない様子。ムービーで実在するさいたま市の市区町村からゲーム内の場所の名前が付いていることがわかりましたが、ムービーを見ずにゲームをプレイした人は、さいたま市を一切感じることなく王道ファンタジーゲームと思ってしまいそうです。

一方でさいたま市の要素が一切ないわけではなく、街の中に「窓ガラスの施工をしている」という人を見つけることがあり、現実に実在する業者がゲームキャラクターとして点在していました。

また、方向カーソルの上にある「MENU」をタップすると……

「Coupon」というボタンがあるのでタップします。

すると現実世界の店舗で使えるクーポンの一覧が表示されました。そのうちひとつをタップしてみると……

さいたま市大宮区にあるレストランの10%オフクーポンが表示されました。これを現地で見せれば、実際に割引が受けられるようになっています。

フィールド上のエンカウント率はかなりトリッキーで、2歩でモンスターと遭遇することもあれば、隣の町まで一度も戦闘が発生しないこともあります。RPGによっては最初の戦闘ですぐにレベルが上がることがありますが、さいたま市RPG ローカルディア・クロニクルは2、3回の戦闘を済ませてもレベルは1のまま。祭壇に向かう道中で、特殊な薬草を洞窟の奥から取ってくるよう依頼されたので、レベル1のまま入ってみることに。

ところが洞窟内のモンスターのレベルは異常なほど強く、フルボッコにされてしまいました。何をどうやっても切り抜けられるレベルではなく、ゲーム開始10分であえなく全滅。

全滅すると最寄りの教会から再スタート。教会では死亡したキャラクターを復活させられるほか、強力過ぎるモンスターに立ち向かうことが可能な「聖堂の祝福」を受けることができます。

内容はこんな感じで、強力な武器などが装備できるようになる「祝福のオーブ」や、ゲーム内で強力なアビリティをゲットできる「アビリティルビー」などを現金で購入できるようになっています。

無課金で洞窟のクリアに挑んでみたところ、2時間ほどでレベル5になり、装備を整えた上でギリギリ目的地まで到達することができました。

目的の「タウリーン」を依頼主に渡すと、強力な回復薬である「リポーディ」を作ってもらうことができました。どこかのドリンクに似ているところが気になります。

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