レビュー

爽快感フルマックスのパルクールを駆使して街を駆け回るアクションゲーム「ミラーズエッジ カタリスト」をサクッとプレイしてみました


壁をよじ登ったり、建物からジャンプして別の建物へ跳び移ったりなど、「走る・跳ぶ・登る」という動作を追求しまくったパルクールを駆使するゲームが「ミラーズエッジ カタリスト」です。走って跳んでよじ登って美しい街を駆け回り、時には悪の組織の巣窟にコッソリと潜入するなど、爽快感と緊張感がちょうど良いバランスのゲームになっているとのことなので発売日前にサクッとプレイしてみました。

Mirror's Edge Catalyst - 公式サイト
http://www.mirrorsedge.com/ja_JP/

ミラーズエッジ カタリストがどのようなゲームなのかは以下のムービーを見るとよくわかります。

「ミラーズエッジ カタリスト」のパルクールアクションハイライト - YouTube


◆ストーリー
ミラーズエッジ カタリストの舞台は「ガラス」という街で、13の企業で構成される複合企業が絶対的な権力を持っており、一般市民は不満を抱かない奴隷として扱われています。複合企業は抑圧的で権威主義的な体制を敷いており、一般市民は複合企業の歯車でしかありません。


そのガラスで、複合企業の歯車になることを自らの意思で拒否しているのが「ランナー」と呼ばれる組織。ランナーのメンバーは、ガラスをパルクールで駆け巡りながら盗みを行ったり、時には運び屋のようなことをしたりしています。


ミラーズエッジ カタリストの主人公はランナーに所属する「フェイス」という女性。複合企業が牛耳るガラスを走り回り苦しむ市民に自由を与えるために戦う、というのがストーリーです。


ミラーズエッジ カタリストはオープンワールドのアクションゲーム。ゲームのメインとなるメインストーリーと、圧政に苦しむ市民の依頼を遂行するサイドミッションが用意されています。基本的にはメインストーリーを進めながら、街中に点在するサイドミッションの依頼を受けてゲームを進めるという感じです。


◆パルクールアクション&バトル
フェイスがガラスの街を駆け巡るのに使うのがパルクール。ビルからビルへ飛び移ったり、圧倒的な走力で壁を走ったり、壁をよじ登ったり、ジャンプの連続で高い場所まで登ったり、パルクールを使えば自由自在にガラスの街を走り回れます。


以下のムービーは、メインストーリーではなく運び屋のサイドミッションのプレイムービーになりますが、基本的なパルクールアクションを確認できます。

ミラーズエッジ カタリストの基本動作はこんな感じ - YouTube

パルクールの操作は「L1」が上昇系、「L2」が下降系と覚えておけばOK。例えば、少し高い壁でも壁の前で「L1」を押すと……


ジャンプしてよじ登れます。


以下の画像くらいの障害物なら「L1」でジャンプして飛び越えることが可能。障害物を飛び越えるときに「L1」を長押しすると通常より高く飛ぶ大ジャンプができます。


また、下に隙間がある障害物は「L2」を押すと……


スライディングして下をくぐり抜けられます。


以下の画像では道が途切れていて、ジャンプだけでは飛び越せない距離の空間があいています。


そんなときは「左スティック」を壁の方に傾けながら「L1」を押すと、壁を走ることができます。


ランナーとしてトップクラスの才能を持つフェイスですが、これくらいの高さからジャンプすると着地するときにダメージを受けてしまいます。


高所からジャンプするときは、ジャンプ中に「L2」を長押しするだけでダメージを回避する着地が可能。


パイプやはしごは「L1」を押してよじ登れます。登っているときに「L2」を押すと、手を滑らせながら降りることが可能です。


できるだけ止まらずにパルクールを駆使して走り抜けると、爽快感満点で最高に気持ちいいです。


ガラスの街は非常に立体的で、さらにビルの中を探索することもあり、迷ってしまいそうになるのですが、「右スティック」を長押しすることで発動する「ランナーズビジョン」を使うと、目的地までのルートに置いてあるオブジェクトが「赤色」に塗られ、コレをたどるだけで目的地に到着できます。例えば、以下の画像であれば、正面にあるボックスを踏み台にジャンプしてパイプにしがみついて上の階へ向かう、といった具合です。


ただし、目的地までのルートは「赤色オブジェクトをたどる」のが最善ということではありません。目的地までの行き方は多数あり、自分で最短ルートを探して楽しむのもアリです。


なお、ビルの上から落ちてしまうとゲームオーバーです。ゲームオーバーになると、直前のチェックポイントからやり直すことになります。


アクション時はフェイスの息づかいや、着地時の衝撃、パイプを登るときの音が伝わってきて、これぞ一人称視点(FPS)と言える没入感を堪能できます。


ガラスの街では、フェイスの行く先を邪魔する敵キャラクターも登場します。敵とのバトルでは基本的に「□ボタン」の通常攻撃、「△ボタン」の強攻撃を使って戦います。


敵は序盤こそ「□ボタン」や「△ボタン」の攻撃だけで倒せますが、ストーリーを進めるとだんだん強くなってきます。しかし、速度をつけてタイミングよく「□ボタン」を押すと、敵を一撃で倒せる「トラバース攻撃」を行うことが可能。言葉では伝わりづらいので、トラバース攻撃がどのようなものかは以下のムービーから確認してください。

「ミラーズエッジ カタリスト」のパルクールを駆使したバトル - YouTube


また、ストーリーを進めると銃撃戦に巻き込まれることもあり、その様子は以下のムービーから確認することが可能です。

「ミラーズエッジ カタリスト」で銃が乱射されるビルから脱出 - YouTube


フェイスは経験値をためることで「移動」「戦闘」「装備」のスキルを上げることができます。「移動」は華麗なパルクールアクションのスキル、「戦闘」は敵とのバトル時に役立つスキル、「装備」は移動に便利なガジェットのスキルをそれぞれ上げることができます。経験値をためてスキルを上げ、華麗な技を身につけていけば、さらに爽快感フルマックスのアクションを楽しめるというわけです。


爽快なアクションがミラーズエッジ カタリストの魅力ですが、白をベースにした美しい世界も魅力の1つです。ビルの上で足を止めると、美しい景色に目を奪われることがありました。


黄緑の壁の奥にドアがポツンとある空間。


大きなサーバールーム。


複雑な構造ながらもおしゃれ感満載のオフィス。


夜の街では警備用のドローンが追いかけてくることもあります。


フェイスは陰謀が渦巻く美しい街に住む市民を救うことができるのでしょうか。「ミラーズエッジ カタリスト」はPlayStation 4・Xbox One・Windows向けに2016年6月9日発売予定です。


Amazon.co.jp: ミラーズエッジ カタリスト: ゲーム
http://www.amazon.co.jp/dp/B013FFEVXI/


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PCダウンロード 向け Mirror's Edge Catalyst | Origin
https://www.origin.com/ja-jp/store/buy/mirrors-edge-catalyst/pc-download/base-game/standard-edition


c 2016 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Mirror’s Edge, and the DICE logo are trademarks of Electronic Arts Inc. or its subsidiaries.

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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