戦車内や走行時の風景が360度ムービーで実感できる「Virtually Inside the Tanks: Leopard 1」

戦車が走っているところを見られる機会は富士総合火力演習(そうかえん)などいくつかあるのですが、車内がどうなっているのか、そして走行中はどんな景色が広がるのかまでは、なかなか見る機会がありません。その貴重な様子を360度カメラで撮影して自由に見られるムービーがYouTubeで公開されています。

Virtually Inside the Tanks: Leopard 1 - YouTube

映像はオンライン戦車対戦ゲームのWorld of TanksがGoogleと、イギリスのドーセット州ボービントンにある戦車博物館の協力を得て制作したもの。視聴環境はGoogle Chromeが推奨されていますが、手元の環境ではFirefox・IE11・Microsoft Edgeでも問題なく再生可能でした。

「Virtually Inside the Tanks Leopard 1」

「レオパルトへようこそ」ということで、ムービーはいきなりレオパルト1の中からスタート。このシーンでも、視点をグリグリ動かして、戦車内部がどうなっているのかを見ることができます。

そして走行シーン。レオパルトがドクロの旗を掲げて走っています。

前方に2名の乗員が姿を見せています。

ぐるーっと視点を動かして、背後はこんな感じ。濃い土煙が上がっています。

戦車博物館の敷地内を走行中。

仮設橋が置かれていたりするのが確認できます。

博物館の建物の前では、多くの人が戦車の走行を見るために待っている様子も確認できます。この映像が撮影されたのは戦車博物館の戦車博覧会「TankFest」のときだそうなので、特に人が多いのかも。

ムービー中盤ではカメラの位置が車両前方に移動。砲塔の動きなどをじっくり見られるように。

後方には先ほども見えていた乗員2名の姿が。

走りながら砲塔を左右に動かしています。

いくらイベントとはいえ、砲が自分の方を向くのはドキドキしそうです。