新型4インチ「iPhone 5se」はA9チップ搭載でiPhone 6を超えるハイスペックモデルになる可能性
新型4インチiPhoneとしてA8チップ・曲面ガラスエッジ・Apple Pay対応などの特徴を備えた「iPhone 5se」が登場すると9to5Macが報じていましたが、iPhone 5seのプロセッサにはさらに高速な「A9チップ」が搭載されるなど、当初の予想よりもハイスペックになる可能性が報じられています。
‘iPhone 5se’ likely to have faster A9/M9 chips & always-on Siri, come in 16/64GB capacities | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2016/01/25/iphone-5se-a9-m9-hey-siri/
9to5Macが新型4インチiPhoneの報道について議論したところ、搭載されるプロセッサはiPhone 6sと同じ「A9/M9チップの亜種」になる可能性が高いという結論に至ったとのこと。もしも3月に登場する「iPhone 5se」がA8チップ搭載モデルであれば、2016年秋の登場が予想されている「A10/M10チップ」搭載の次期iPhone(iPhone 7)が販売された時点で、iPhone 5seは2世代遅れのモデルになってしまいます。しかし、これまでのAppleの傾向を考えると2世代遅れのモデルを発売することは考えにくく、そうなると新型の4インチiPhoneにはA9チップが搭載される可能性が高くなる、ということのようです。
「iPhone 5se」にA9チップが搭載されれば、iPhone 6sと同じくSiriを常時オンにすることができ、電源に接続していなくても「Hey Siri」と呼びかければSiriを起動できることになります。このスペックが実現すれば「iPhone 5se」はiPhone 6以上の端末になるため、「iPhone 7」の登場とともに、iPhone 6の販売がストップすると予想されます。これに伴い「iPhone 5se」の最小容量モデルが、2016年秋から32GBまたは64GBに変更されるのではないか、とも言われています。
なお、Appleは3月14日の週のどこかに新型デバイスを発表するイベントを計画中で、「iPhone 5se」や「新型Apple Watch」が登場すると予想されているほか、開発中の「iPad Air 3」の発表も期待されています。
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