ハードウェア

ソニーがPS4の封印された7番目の力を解放して使用可能なCPUリソースが増加した模様

By PLAYSTATION 3-eye

PlayStationのシリーズ史上で最も早く販売数3000万台を突破した「PlayStation 4」が、7番目のCPUコアを解放し、ゲーム開発に使えるCPUを増加させたことがゲーム関連メディアのEurogamerの調査で判明しました。

Sony unlocks more CPU power for PS4 game developers • Eurogamer.net
http://www.eurogamer.net/articles/digitalfoundry-2015-sony-unlocks-more-cpu-power-for-ps4-game-developers

ことの発端は、Beyond 3Dのスレッド「PlayStation 4 (codename Orbis) technical hardware investigation (news and rumours)」に、Mabruというユーザーが書き込んだ「直近のSDKで7番目のコアが解放された」という投稿です。Mabruが投稿した、PS4の最新の更新履歴には「LowLevel API - PS4 - Added FMOD_THREAD_CORE6 to allow access to the newly unlocked 7th core」と書かれていました。


当初はうわさレベルの話でしたが、Eurogamerが関係者とされる人物に確認をとったところ、7番目のCPUコア(Core 6)は解放され、全てのゲーム開発者が使用できる状態とのことです。ただし「販売済みのタイトルに関しては、アップデートでパッチを配布しない限り追加されたCPUにアクセスすることはできない」とのこと。

また、開発者が解放されたコアのCPU時間をどの程度使用できるかは明らかになっていません。PS4には8個のCPUコアが搭載されており、解放された7番目、および8番目のコアはOSのコード実行向けに使用されていました。つまり、解放されたコアのCPU時間が、ユーザCPU時間にどれくらい割かれるかははっきりとしていないというわけです。


PS4と同じく8個のCPUコアを搭載しているXbox Oneは、2015年2月に7番目のコアを開発者に解放済みであり、PS4においてもコアの解放が期待されていたところでした。PS4でも7番目のコアが解放されたことは、開発者にとって大きな変化となりそうです。

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in ハードウェア,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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