NetflixやAmazonの4Kコンテンツの海賊版が流通し始めていると判明

by aJ Gazmen

「Netflix」や「Amazon プライム・ビデオ」などの映像配信サービスの中には4Kコンテンツが出てきています。その画質は、ネット経由の配信にもかかわらずBlu-ray並ということで、セキュリティ対策にも力が入れられているのですが、一部でこのセキュリティが突破されたらしく、海賊版の流通が始まっていることが判明しました。

Pirates Can Now Rip 4K Content From Netflix and Amazon - TorrentFreak
https://torrentfreak.com/pirates-can-now-rip-4k-content-from-netflix-and-amazon-151127/


Netflixは2014年4月に4Kコンテンツの配信をスタート、続いてAmazon プライム・ビデオも4Kでの配信を行っています。これらの4KコンテンツはHDCP 2.2かそれ以上のもので保護されています。2015年夏に、Netflixで配信されていた4K画質の「ブレイキング・バッド」が海賊版として初流通しましたが、このときはこれ以上広がりませんでした。

First Netflix 4K Content Leaks to Torrent Sites - TorrentFreak
https://torrentfreak.com/first-netflix-4k-content-leaks-to-torrent-sites-150828/


著作権や海賊版などの情報に詳しいニュースサイト・TorrentFreakによると、複数の海賊版制作グループが4K画質のファイルを流通させ始めていて、コンテンツに対して用いられているHDCP 2.2か、あるいは認知されていないコピーガード方式が突破されている可能性があるとのこと。

これがAmazon プライム・ビデオのものとみられる4Kコンテンツの海賊版。「2160p」「UHD」は4Kであることを指します。これまでは「4K」と称して低ビットレートのものが流通しているケースが多かったのですが、最近は単一ファイルで10GBを越える、本当に4Kのファイルが出回っているそうです。


Netflixの「ジェシカ・ジョーンズ」も4K海賊版が出回っています。メディア情報を見ると、4K(32.5Mbps)であることが間違いないものもあるのですが、画質は必ずしも良いわけではないとのこと。


TorrentFreakが手に入れた情報によると、これらの4Kコンテンツの出所はAmazon Fire TVやRoku 4Kだとみられています。特に、Amazon Fire TVはすでに安全性が失われているHDCP 1.4bを使っており、フレームレートが毎秒23.976フレームであるということで、有力なソースだと考えられます。

・関連記事
「HDMIやDVIの著作権保護に使われているHDCPは完全に崩壊している」と専門家が指摘 - GIGAZINE

MozillaがAdobeと提携してHTML5でデジタル著作権管理(DRM)をサポート - GIGAZINE

5Kサイズなので4K映像も余裕で表示できるハイエンドモニタ「UP2715K」を使ってみた - GIGAZINE

Android端末の99%が影響を受ける「マスターキー」脆弱性を悪用した実例が登場 - GIGAZINE

in セキュリティ, Posted by logc_nt