Googleの最新スマホ「Nexus 6P」&「Nexus 5X」の外観をじっくりチェックしてみた

Android 6.0 Marshmallow世代の新型Nexusスマートフォンとして、「Nexus 6P」と「Nexus 5X」が発売されました。Google Playストアで両モデルを注文していたのですが、一部のユーザーに返金対応が行われるほどの出荷の遅れが出るなどの混乱もあったせいか、ようやくGIGAZINE編集部に到着。というわけで、じっくりと最新Nexusの外観をチェックして比較してみました。
Nexus 6P - 頑丈なメタルフレーム - Huawei - Nexus - Android スマートフォン - Google ストア
https://store.google.com/product/nexus_6p
Nexus 5X - 指紋スキャナ - LG - Nexus - Android スマートフォン - Google ストア
https://store.google.com/product/nexus_5x
◆Nexus 6P
Nexus 6Pは丸みを帯びたケース。

「P」の文字。これは「Premium(高級・高品質)」の頭文字をとったもの。

プラスチック製のケースを開けるとNexus 6Pの登場。

中身はNexus 6P本体、ACアダプター、USBケーブル2種類(A-Cタイプ、C-Cタイプ)、簡易説明書、SIMスロット用ピンが入っていました。

なお、ACアダプターはType-Cタイプ。

Nexus 6Pの出っ張ったカメラ部分が再現されたデザインとなっています。

Nexus 6Pは5.7インチのWQHD(2560×1440)有機ELディスプレイを搭載。撥油性コーティングで指紋が付きにくい特徴があります。

手に取るとこんな感じ。スマートフォンとしては少し大きめのいわゆる「ファブレット」ですが、一般的な6インチスマートフォンほど持ちにくいということはありません。

表面の上部に800万画素のフロントカメラとスピーカー。

スピーカーは下部にも搭載するデュアルタイプ。

裏面はこんな感じでフルメタルボディとなっています。カラーは金属感にあふれる「アルミニウム」

天面にはイヤホンジャック。なお、両サイドにある2つの樹脂ラインはアンテナとなっています。

左側面にはSIMカードスロットのみ。

底面にはType-CのUSBポート。

裏表の区別なくUSBケーブルを挿し込むことができます。

右側面には電源ボタンとボリュームボタン。

電源ボタンをデコボコに加工することでボリュームボタンと質感を変えるなどの細かな工夫が見られます。

背面にはAndroid 6.0 Marshmallowで正式にサポートされた指紋認証機能用のセンサー。

なお、このセンサーはボタンとしてプッシュすることはできません。

エッジ部分など金属の加工精度はかなり高く、さすがにNexusのハイエンドモデルとしての高級感がただよっています。

少し出っ張ったリアカメラ部分はNexus 6Pの特徴的パーツです。

リーク段階では「まるで潜水艦の潜望鏡」と揶揄されたデザインは、実際に見てみると流線的なラインに違和感はありません。



Nexus 6PはXiaomiと中国のスマートフォン市場で熾烈なトップ争いを繰り広げているHuaweiが製造。なお、背面下部はこすれることを前提として耐久性の高そうな素材で保護されています。

Nexus 6Pにはシックな黒色の「グラファイト」モデルもあり。グラファイトはツヤ消しですが、金属特有のツヤがあり、独特の質感です。

比べるとこんな感じ。

表面はサイド部分以外はまったく同じカラーリング。もちろんサイズや機能はまったく同じです。

◆Nexus 5X
続いてNexus5X。箱には「X」の文字。「X」にはブランドの「コア(核心)」という意味が込められているとのこと。

なお、Nexus 6Pの箱と比べると、少し小さめで紙素材という違いがあります。

箱を開けるとNexus 5Xが登場。

中身はNexus 5X本体、ACアダプタ、USBケーブル(Type-C)、簡易説明書となっています。

なお、Nexus 5XのACアダプターはType-CのUSBポートがサイド部分にあるという変わったデザイン。またUSBケーブルがC-Cタイプのみの付属で、PCなどのUSBポートと接続するには新たに変換アダプターかケーブルを買い足さなければならないという点はかなりのマイナスと言わざるを得ません。

Nexus 5Xは5.2インチ(1920×1080)液晶ディスプレイを搭載。Nexus 5の後継機としてサイズはわずかに大きくなりましたがホールド性は良好。

表面上部には500万画素フロントカメラとスピーカー。

下部にもスピーカーを搭載。

裏面はこんな感じ。カラーは淡い青色の「アイス」。リアカメラの位置はセンターに変更されています。

天面右側にマイク。

左側面にはSIMカードスロットのみ。


底面にはイヤホンジャック、マイク、Type-CのUSBポート。


右側面には電源ボタンとボリュームボタン。

プラスチック製のボタンはややチープな印象を受けます。

オートフォーカス用レーザーセンサー、LEDフラッシュ、1230万画素のリアカメラ。

カメラの下には指紋認証センサー。円周はアルミ製のリングが搭載されています。

Nexus 5XはNexus 5に引き続きLGが製造を担当。

バックカバーのNexusの文字はフラットですが非常に反射性の良いシール素材となっています。

Nexus 5Xにはツヤ消しブラックの「カーボン」というカラーもアリ。

もっとも表面はサイド部分が隠れてしまえばまったく同じデザインとなっています。

◆両機を比較
Nexus 6Pは縦159.3mm、Nexus 5Xは縦147.0mmで、並べるとこんな感じ。5.7インチと5.2インチというディスプレイサイズの違いは本体サイズの大きな違いとなっています。

Nexus 6Pが横77.8mm、Nexus 5Xが72.6mmと、幅の違いが大きさの違いにはっきりと現れています。

なお、厚みはNexus 6Pが7.3mm、Nexus 5Xが7.9mmでNexus 6Pのほうがやや薄め。

金属らしい独特の光沢のある落ち着いたNexus 6Pに対して、文字のコントラストがはっきりついて主張の強いNexus 5Xという様に、同じ黒系統のモデルでも受ける印象は違います。

なお、旧モデルであるNexus 5&Nexus 6との比較は以下の記事で確認できます。
Nexus 6P&Nexus 5Xを旧型のNexus 6&Nexus 5と比較するとこんな感じ - GIGAZINE

・関連記事
「Nexus 6P」を実際に触ってみたよムービー&フォトレビューまとめ - GIGAZINE
「Nexus 5X」を実際に使ってみたよムービー&フォトレビューまとめ - GIGAZINE
Googleの「Nexus 5X」と「Nexus 6P」の価格&予約受付開始日が判明 - GIGAZINE
Googleの「Nexus 6P」をバラバラ分解、見た目だけでなく中身も特別仕様 - GIGAZINE
Nexus 5Xのイエロースクリーン問題があちこちから報告される - GIGAZINE
Nexus 6Pは「曲がりやすい」「いや曲がりにくい」と真っ向対立の意見が噴出 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in レビュー, モバイル, ハードウェア, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article I checked the appearance of Google's lat….