メモ

プレイボーイ誌がフルヌード写真を2016年3月から取りやめにする理由を公式サイトで説明


1953年9月に創刊された娯楽雑誌「Playboy(プレイボーイ)」は定番コンテンツとして若い女性のヌードグラビアを掲載していましたが、近年のインターネット事情を考慮し、2016年3月からフルヌード写真の掲載を取りやめることを発表しています。

Playboy is Doing What?!? | Playboy
http://www.playboy.com/articles/no-nudity-announcement


Playboy to Drop Nudity as Internet Fills Demand - The New York Times
http://www.nytimes.com/2015/10/13/business/media/nudes-are-old-news-at-playboy.html

プレイボーイにヌードグラビアとして採用された女性は「プレイメイト」と呼ばれ、第1号にマリリン・モンローが登場したことで知られています。保守的だったアメリカにおいてセクシーなグラビア掲載を敢行したプレイボーイは、自由を象徴する雑誌となり、プレイボーイ全盛期のアメリカでは、プレイボーイを読むことが「ある種のスリルを味わう文化」とされていたそうです。

By Luca Rossato

1975年の560万部を売り上げていたプレイボーイの販売部数は、現在80万部まで減少しており、時代に即したリニューアル案として「ヌード写真の取りやめ」がプレイボーイ編集部から提案されたわけですが、創業者で現編集長を務めるヒュー・ヘフナー氏もこれに同意しています。

アイデンティティとも言えるヌードグラビアの掲載を取りやめることに対して、プレイボーイの最高経営責任者であるスコット・フランドル氏は、「今やインターネットを開けば、クリック1つで想像できるどのような性的な行為でも無料で閲覧できる時代です。ヌードグラビアは時代遅れと捉えられるでしょう」と説明しています。また、2014年から開始しているオンライン版の「Playboy.com」には非ヌードのウェブサイトにもかかわらず、毎月何千万人もの読者が訪れており、プレイボーイ編集部は「バニーガールはヌードを超越する」と話しています。

近年のインターネット事情やウェブサイトの状況も踏まえ、プレイボーイはフルヌードの取りやめを決定したわけですが、挑発的な姿勢の美しい女性の写真特集などは引き続き行われるとのこと。この決定により、「男性向けエンターテインメント」として提供しているその他コンテンツが注目されることにも期待がかかっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
プレイボーイの少し粋でユーモアのある広告デザインまとめ - GIGAZINE

湿気に反応して絵柄が変化するプレイボーイの広告 - GIGAZINE

ロンドンのプレイボーイ・バニーガールを1960年代に撮影した「Playboy Bunny Girls and The Playboy Club」 - GIGAZINE

ハローキティとPLAYBOYがコラボしたライカカメラが発売される - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.