Raspberry Piに待望の公式タッチスクリーンが登場、「PiPad」制作が楽々に
ワンボードコンピューター「Raspberry Pi」に、ファン待望の公式タッチスクリーンが登場しました。タッチ機能搭載のディスプレイの登場で、Raspberry Piの活躍の場が飛躍的に増加しそうです。
The Eagerly Awaited Raspberry Pi Display - Raspberry Pi
https://www.raspberrypi.org/blog/the-eagerly-awaited-raspberry-pi-display/
Raspberry Pi 7" Touchscreen Display - Raspberry Pi Swag
http://swag.raspberrypi.org/products/raspberry-pi-7-inch-touchscreen-display
Raspberry Pi公式ブログが、これまでRaspberry Piファンに熱望されてきたモバイル用ディスプレイ「Raspberry Pi 7" Touchscreen Display」を発売したと発表しています。
このディスプレイは名前の通り7インチサイズの液晶ディスプレイで静電容量式のタッチスクリーンを搭載。解像度は800×480、視野角は70度、サイズは横194mm×縦110mm×厚さ20mmで、10点マルチタッチ操作に対応しています。
付属品はディスプレイ本体と、アダプターボード、DSIリボンケーブル、ベースへの取り付け金具とネジ、ジャンパーケーブルとなっています。
背面にRaspberry Piを取り付けるとこんな感じ。Raspberry PiとはDSI、DPIポートで接続します。なお、専用背面カバー「Frame」も用意されています。
赤色
青色
水色
黒色
緑色とカラフルです。
すでにRaspberry Pi 7" Touchscreen Displayを使ってRaspberry Piを操作するムービーも公開されています。
Kivy, the Raspberry Pi Touch Display, and GPIO - YouTube
Raspberry Pi 7" Touchscreen DisplayにはRaspberry Piの画面が映し出されています。なお、Raspberry Piはキーボードとブレッドボードを使って入力用のボタン、出力用のスピーカー、LEDライトが接続されています。
パチパチとキーボードにコマンドを入力。
専用のプログラムが起動。
これは、Raspberry Pi 7" Touchscreen Displayの機能を試すための簡単なデモプログラム。
ボタンを押すと画面のボタンアイコンが点灯しました。
LEDボタンをタップするとLEDライトが点滅。
スピーカーボタンをタップすると、ブレッドボードのスピーカーからビープ音が鳴りました。
もちろんタッチスクリーンはスワイプやピンチイン/アウトなどの操作も可能。画面右端のバーを上げるとLEDの点滅スピードを調整できました。
Raspberry Pi 7" Touchscreen Displayは以下のサイトで販売中。価格はディスプレイキットが48ポンド(約8900円)、ディスプレイキット+Frameが58ポンド(約1万700円)で、日本への送料は15ポンド(約2800円)からとなっています。
Raspberry Pi 7" Touchscreen Display - Raspberry Pi Swag
http://swag.raspberrypi.org/products/raspberry-pi-7-inch-touchscreen-display
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