写真の中の顔が老化してひとりでに動き出したり言葉を発するアプリ「Oldify」
スマートフォンのインカメラで「自撮り」をする人が増えていますが、自撮りした顔写真や、撮影した写真に写った人を20年後、40年後、60年後の姿に老化させてしまう無料Androidアプリが「Oldify」です。ただ単に顔写真を老化させるだけでなく、ひとりでに動いたりしゃべったりする不思議な機能まで搭載しているとのことなので、実際に使ってみました。
Oldify™ - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=ly.appt.oldify
老化させたダンボーが独り言を発したり動いたりしている様子は以下のムービーから見ることができます。
「Oldify」で老化したダンボーが動く様子 - YouTube
まずはGoogle PlayからOldifyをインストール。
アプリがアクセスする権限が表示されるので「同意する」をタップ。
アイコンをタップして起動します。
するとインカメラが起動するので、老化させたい被写体の顔をマークに合わせて撮影します。撮影するには画面下部にあるシャッターボタンを押すだけです。
撮影完了。目・耳・口のマークがずれているので……
適切な場所にずらしていきます。全てのマークの位置を合わせたら「Next」をタップ。
するとジョブズ人形が60歳老けてしまいました。老化したジョブズ人形はまばたきをしたり、ゆらゆら動きながら「ハァ……」「ケホケホ」「ファー」など独り言を話しており、かなり不気味な光景。
鼻をちょんちょん触っていると、むずがゆかったのかくしゃみを1発。
実際に老化させたジョブズ人形が動いたりしゃべったりしている様子は以下のムービーから見ることができます。
「Oldify」で老化したジョブズと戯れてみた - YouTube
また、画面下側のメニューから「+20 years」「+40 years」「+60 years」と老化具合を切り替えることが可能。自分の顔を撮影すれば、数十年後の自分の姿を知ることができるというわけです。
さらに別の写真を老化させるには「Back」をタップ。
トップページに戻りました。老化させたデータは全てこのページに保存されており、後から確認することもできます。別の写真を撮影するにはカメラアイコンをタップ。
するとカメラが起動します。インカメラではなくメインカメラで撮影するには右上のカメラ切り替えアイコンをタップ。
するとメインカメラで撮影可能になりました。このまま撮影した写真を使ってもOKですが、ダンボーが小さすぎるのかピントが合いません。そんなときはシャッターボタン右側のアイコンをタップすると……
スマートフォン本体に保存している画像を読み込んで老化させることができます。
というわけであらかじめ撮影していたダンボーの写真を選択。
耳の位置が合っているのか定かではありませんが、顔の位置を指定したら「Next」をタップ。
するとかわいらしかったダンボーがしわしわのおじいちゃんに。苦労を重ねた様子が段ボールの質感に現れているようです。
せめて苦労をねぎらおうと顔を触っていると、クククと笑いはじめたので思わず指を引っ込めたくなります。Oldifyで加工すると歯が生えてしまって無機物でも中途半端に生物感が出てしまうので要注意。
なお、「+80&99 yrs」をタップすると、0.99ドル(約120円)でさらなる老化機能を追加することができます。
また、iOS版の「Oldify」も存在しますが、Android版と違って150円となっています。
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