日本発売予定のWindows 10 Mobile搭載のスマホ「WOLF 2」やAndroid M搭載タブレット「KALOS 2」
現在開催中のIT見本市COMPUTEX TAIPEI 2015でAndroid MやWindows 10 Mobileの2種類の次期モバイルOSへの対応を早くも表明する台湾メーカーBungBungame(バンバンゲーム)のスマートフォン&タブレットを発見しました。なお、BungBungameは日本でのこれらモバイル端末の発売を明言しています。
2015 Computex 戲智科技首度曝光 KALOS 2 平板電腦
http://www.bungbungame.com/TW/news/news_page.aspx?newsName=303
BungBungameのブースに到着。
「WOLF 2」の文字。
ホワイトカラーのWOLF 2はAndroid 5.1 Lollipopを搭載。SoCはSnapdragon 615 (1.7GHz8コア)、メモリは2GB、ストレージは16GB。
エッジをカットした金属ラインはiPhone 5/5sを彷彿とさせます。
白いアンテナのラインもiPhoneライク。
背面はガラスが採用されている模様。
5インチ有機ELディスプレイ(1280×720)搭載でサイズは147.6×69×7.7mm、重さは152.9g。ガラスケース越しですが、工作精度の高さが分かります。
なお、リアカメラは1300万画素。バッテリー容量は2500mAh、SDカードは32GBまで対応しています。
一方、「鉄灰」カラーのWOLF 2はOSにWindows 10 Mobileを搭載予定。
スペックはホワイトのAndroid版とほとんど同じでSoCはSnapdragon 615 (1.7GHz8コア)、メモリは2GB、ストレージは16GB。バッテリー容量だけ2300mAhと少なめです。
やはりiPhone 5sのスペースグレイを思い起こさせるカラーリングです。
そしてAndroid M搭載を確約するタブレット「KALOS 2」。KALOS 2は10.5インチ(2560×1600)の有機ELディスプレイを搭載しており、SoCはSamsung Exynos 7420(8コア)、メモリが3GB、ストレージは64GB。
角の角張ったデザインでツートンカラー。サイズは256.2×176×6.3mmで重さは389g。
厚みはわずか6.3mmですがなんと6000mAhの大容量バッテリーを搭載。こちらも質感がかなり高そうです。
さらに、AMD製プロセッサを搭載するタブレット「Photon 2」もあり。OSはWindows 8.1 with Bing。
APUはRadeon R6グラフィクスのAMD A10 Micro-6700TとRadeon R4グラフィクスの A6 Micro-6500Tの2種類。メモリは4GB、ストレージは64GB。サイズは264×182.2×10.6mmで重さは580gです。
また、「行動温度計」というスマートフォンのイヤホンジャックに挿すサーモメーターも展示されていました。
こんな感じ。
キャップを外すとこんなセンサーが登場。
アプリはAndroid・iOSの両対応。
専用アプリは日本語にも対応済み。「クイック計測」をタップすると即座に温度を測定してくれます。
ペットボトルの水の温度を測定する様子はこんな感じ。
BungBungameのサーモメーター「行動温度計」で即座に温度を計測する様子 - YouTube
BungBungameはすでに東京・銀座に拠点を構えており、製品の日本市場投入にも意欲的。AMDのAPU搭載タブレット「Photon 2」は2015年6月に日本で発売予定で、スマートフォン「WOLF 2」は2015年Q4(10月から12月)に日本市場に投入する予定。販売経路はヤマダ電機、ビックカメラ、Amazon.co.jpが予定されているとのことです。
・関連記事
アジア最大・世界第2位のコンピュータ総合見本市「COMPUTEX TAIPEI 2015」現地取材記事まとめ - GIGAZINE
次期OS「Android M」の開発者プレビューが公開される、新機能総まとめ - GIGAZINE
Windows 10の全エディション発表、スマホ名は「Windows Mobile」が復活 - GIGAZINE
・関連コンテンツ