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Googleマップのホワイトハウスにあり得ない人物の名前を模したショップが出現


アメリカが極秘プログラムを利用してインターネット上で個人情報を収集していた事実を暴露し、一躍世界中から注目を集めることになったCIAの元職員エドワード・スノーデン氏は、ロシアの首都モスクワで生活を送っていることが自身の発言から明らかになっています。政府の機密事項を暴露したことで国外で生活を送っているはずのスノーデン氏ですが、Googleマップのホワイトハウスが位置する場所に「Edwards Snow Den」というスノーデン氏の名前が表示されるという謎の事態が発生しました。

Where’s Edward Snowden these days? According to Google Maps, not in Russia but instead residing in the White House, within “Edwards Snow Den.”
http://marketingland.com/google-maps-shows-edward-snowden-in-white-house-125059

アメリカ現地時間の4月13日、何者かの手によってGoogleマップのホワイトハウス付近にエドワード・スノーデン氏を連想させる名称が表示されていました。記事執筆時点、Googleマップのホワイトハウスを確認すると既に修正されていますが、以下の画像のようにホワイトハウスの一角に「Edwards Snow Den」と表示されていたとのこと。


「Edwards Snow Den」をクリックすると、Google+に作成されたスノーボードショップのページが表示されます。ただし住所がホワイトハウスと同じものになっており、実在の店舗ではありません。5つ星のレビューが複数つけられており、「素晴らしい極秘情報のソースだ!よく分からないけど亡命したことはわかった」というコメントや、「NSAがまた暴露されるよ!」といったコメントが投稿されていました。「Edwards Snow Den」のページにはストリートビューのリンクも貼られており、クリックするとホワイトハウスの内部が表示されるという手の込みようです。


一体何が起きていたのかというと、Google+には「Google+ローカル」という自分の店舗や会社の位置をGoogleマップに表示できる機能があり、この機能を利用して誰かが架空のスノーボードショップ「Edwards Snow Den」をホワイトハウスの位置に表示させた模様。同問題は、すでにGoogleが対処しており、ホワイトハウス上の表記やストリートビューのリンクなどは削除されていますが、対処される前までは以下のような「Google認証済み」を表すお墨付きアイコンまで表示されていたことから、誰でも簡単に悪用できるようになっていたようです。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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