レビュー

初見殺しどころではない超高難易度のiOS向けアクションゲーム「Mr Jump」をプレイしてみた


ゲームにおいて予備知識がない状態で挑むとほぼ確実に死んでしまうという開発者の洗礼は「初見殺し」と言われることがありますが、初見どころか何度プレイしても片っ端からゲームオーバーになってしまうほどありえない難易度の高さを誇るiOS向けゲームが「Mr Jump」です。リリースから数日で500万ダウンロードを突破したとのことで、実際にゲットして何百回も死亡しながらプレイしてみました。

iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 Mr Jump
https://itunes.apple.com/jp/app/mr-jump/id955157084

「Mr Jump」のありえないほどの難易度の高さは、以下のゲームオーバーになりまくったムービーを見ると分かるはずです。

超絶高難易度の「Mr Jump」がどれほど初見殺しなのかはこんな感じ - YouTube


ゲームをプレイするには、App Storeから「Mr Jump」をインストールします。


アプリを起動したところ。画面をタップするとプレイ開始です。


ステージが表示されるので、まずは第1ステージをタップ。


操作方法はタップしてジャンプするだけという横スクロールアクションです。


タップの長さでジャンプの高さが変わります。


キャラクターの移動は自動で行われるので、迫り来る障害物や穴に合わせてジャンプしていけばOK。キャラクターの移動スピードが速いほか、ジャンプの落下速度が速いので、第1ステージにもかかわらず慣れるまでは死にまくってしまうという難易度。


障害物や壁に接触したり、地面以外の場所に着地してしまうとゲームオーバーになります。


死ぬとステージの攻略度合い、トライ回数、ジャンプ回数やSNSのシェアアイコンが表示されます。もう一度最初から始めるにはリスタートボタンをタップします。セーブポイントは一切ないので死ぬ度にリスタートを繰り返すわけですが、クリアできなかったポイントを「どうやって攻略するか」を覚えておくことが攻略の鍵となります。


各ステージの最後には、グッドデザイン賞のマークのようなアイコンが設置されており、これに接触すればステージクリアできます。


というわけでなんとか第1ステージをクリア。最初のステージなのに一発クリアどころか何十回も死んでしまい、この辺りから「このゲームの難度は異常なのでは……」と気づき始めます。なお、クリア画面から次のステージをスタートできます。


「Mr Jump」のステージ1をクリアしているムービーは以下から見ることができます。

超初見殺しアクションゲーム「Mr Jump」ステージ1をクリア - YouTube


続いて、第2ステージでは新たなジャンプが追加されます。


ステージ中に浮いているひし形のアイコンに接触した後にタップすると、一度だけ空中で2段ジャンプができるというもの。


さらに第3ステージでは空中で何度でもジャンプできるようになる虹色のひし形が加わりました。


このように足場のない場所は無制限ジャンプで切り抜けるのですが、ホバリングのように一定範囲を移動するのは至難の業なので、キャラクターの落下速度に合わせてジャンプを繰り返すような感じ。


また、一度どこかに着地すると効力が消えてしまうため、「どこにもぶつからずに狭いすき間をジャンプする」という超高精度なタップ加減が必要な操作を迫られます。


このようにどこにぶつかっても死んでしまうという鬼のようなエリアも。「開発者の人は世の中全てを憎んでいるのではないか」と疑ってしまうほど容赦なく難易度が上がっていきます。


なお、無制限ジャンプを駆使してステージ3をクリアしている様子は以下のムービーから見ることができます。

超初見殺しアクションゲーム「Mr Jump」のステージ3をクリア - YouTube


ステージ4になると、難度は猛烈に上がりまくってきます。ここではぶつかると死んでしまうバリアが道を防いでいるのですが、バリア解除アイコンが登場。


バリア解除アイコンに接触することでバリアを無効化して先に進めるようになります。


これで全てのジャンプが使えるようになり、うまく使いこなすことでゴールにたどり着けるわけです。さっそくバリア解除アイコンに触れてみると……


なんと足場がなくなって死亡。このように、一発クリアできるステージはほぼ皆無で、トラップの位置を覚えておく記憶力と、死んでもへこたれない忍耐力が求められるゲームです。


これまでに登場した無制限ジャンプや空中ジャンプも至る所で登場するため、瞬時にアイコンの効果を見定めて行動に移す必要があるのですが……


ステージの移動速度が速すぎて、「このアイコン何だっけ?」と思った矢先に「その先に障害物あるのに足場狭すぎ!」と思考回路が停止してしまうこともしばしば。200回以上死亡して、ようやくステージ4をクリアできました。1ステージあたりの死亡回数が2桁なら優秀なゲーマーと言えそうです。


そしてステージ5に到達。スタートしてすぐにありえない配置で障害物があり、絶望的な気分を味わうことができます。しかし、何度も死んではリスタートを繰り返していると「絶対に無理」と思っていたエリアを越えられるようになるのがこのゲームのおもしろいところ。


ステージ5で最も落胆させられたのが以下のエリア。足場がなくなった先には空中ジャンプのアイコンが見えます。初めて到達した時は、下のアイコンがなんなのか理解するヒマもなかったのですが……


下のアイコンをスルーして行ってみると、その先にはなんとバリアで死亡。恐ろしく接触しづらい場所に配置されたバリア解除アイコンだったというわけです。


ステージ5をクリアするまでに死亡した累計回数は500回以上。ステージは記事執筆現在で「12」まで実装されており、さらなるステージも登場する予定とのことで、全ステージをクリアするまでに一体何度死亡するのか検討もつきません。「iOSゲームアプリ史上最も難易度が高いゲーム」といっても過言ではなさそうです。

なお、冒頭のムービーでプレイしているステージ5をなんとかクリアしている様子は以下から見ることができます。

超初見殺しアクションゲーム「Mr Jump」ステージ5をクリア - YouTube

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in レビュー,   ソフトウェア,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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