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マテリアルデザイン採用でUIを一新した「Sleipnir Mobile for Android 3.0」リリース


Googleが提供する最新のスマートフォン向けオペレーションシステム(OS)である「Android 5.0 Lollipop」にて提唱された、新しいUX体系が「マテリアルデザイン」です。これを全面に取り入れることでUIが一新されたのが、2年ぶりのメジャーアップデートを遂げた新しいAndroid向けウェブブラウザ「Sleipnir Mobile for Android 3.0」です。

Sleipnir Mobile - ウェブブラウザ - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.fenrir.android.sleipnir


マテリアルデザインの採用で、「Sleipnir Mobile for Android 3.0」のUIデザインは全面的にリニューアルされました。新しいタブを開くとこんな感じで、「いつものサイト」と「急上昇キーワードランキング」「ニューストピック」がすべて同じページ上で見られるようになっています。


これまで「いつものサイト」には9つしか固定できませんでしたが、Sleipnir Mobile for Android 3.0ではいつものサイトに追加できる数が無制限になっています。


ウェブページの閲覧時はこんな感じ。


画面左下にあるメニューのデザインは、「アイコンだけだとどの機能かわからないのでは?」ということで文字が追加されたそうです。


タブとタブグループを一括表示する画面はこんな感じ。


画面下部のタブ表示は、3.0以前はページのサムネイル画像が表示されており、開いているタブだけ少し持ち上がった状態で表示されていました。


これが3.0ではフラットデザインになり、表示中のタブは矢印で表示されるようになりました。これは「表示中のタブはサムネイルが見えなくてもいいのでは?むしろ、見えているタブがわかったほうがいいのでは?」という考えからのようです。


さらに、「設定」→「タブ」→「ファビコンとタイトルのタブを使用」から、ファビコンとタイトルを表示する形式に変更することも可能になりました。ファビコンとタイトルを表示する形式の場合、タブのバックはファビコンから拾った色データになるので、大量にタブを開いた時でも視認しやすくなっています。


また、「ブックマーク一覧」→「編集」からブックマークの一括編集が可能になりました。大量のブックマークを一括で移動させたり削除したりが可能になるので、たくさんのウェブページをブックマークしている人にとっては地味にありがたい改良点です。


ブックマーク画面では、フォルダ管理・ラベル管理・履歴をスワイプで切り替えられるようになっています。


設定画面が整理され、タブレットでは2ペイン式に変更されています。


なお、Sleipnir Mobile for Android 3.0ではこれまで利用可能であったパスコードによるBlack Edition化機能が廃止されています。

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii

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