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月額110円で10GBのSSDディスク容量を利用できるVPSサービスが登場


クラウドVPS(仮想専用サーバ)サービスやデータセンターサービスを提供しているアメリカのAtlantic.Netが、月額99セント(約110円)でSSDベースのVPSサービスを利用できるプランの提供を開始しました。

Atlantic.Net Launches $.99 Server "Go" Plan To Push the Advancement Of Startup Innovation by Atlantic.Net
https://www.atlantic.net/about-us/press-releases/atlantic-net-launches-99-server-go-plan-to-push-the-advancement-of-startup-innovation/

Atlantic.Net Launches $0.99/Month SSD-Based Servers To Challenge DigitalOcean | TechCrunch
http://techcrunch.com/2014/09/30/atlantic-net-launches-0-99month-ssd-based-vps-hosting-service/

10GBのSSDディスク容量10GBを利用できるのは、同社が新たに提供を開始した「GO」プラン。利用可能なメモリ容量は256MBで、CPUは仮想1コア、1TBのデータ転送容量が設定されており、OSはFreeBSDとLinuxのいずれかを選択可能です。


導入されているSSDはエンタープライズ向けの機種ということで、信頼性も確保。もちろんRAIDによる冗長化も行われています。管理者権限ではroot権限が付与され、利用料金に20%を加算することで1日1回のバックアップサービスを追加することもできるとのこと。サーバーはアメリカとカナダの合計3か所に設置されており、今後はアジアやヨーロッパ地域への拡大も計画されているようです。


同社では、SSDベースのVPSサービスを主に立ち上げ段階の小さなスタートアップ企業向けに想定。256MBというメモリ容量からはあまり高い性能を期待することは難しく、ブログ運営などの用途がメインになるのかも。ただし、さらなる上級プランも用意されているので、規模に応じてランクアップさせることも可能となっています。

高速なリード速度をいかせる用途であれば効果が期待できるSSDサーバですが、頻繁な書き込みが発生するケースだと従来のHDDサーバのほうがパフォーマンスが高くなるケースがあるのも事実。また、地理的な距離を考慮する必要もあるといえますが、SSDサーバで月額110円という価格は日本でなかなか見つからないので、試しに一度使ってみてもよさそうな設定となっていました。

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in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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