腕時計サイズで空撮も可能になるウェアラブルドローン「Nixie」
複数のプロペラとコンピューターによる高度な姿勢制御技術を搭載するマルチコプターには、その代名詞的存在の一つである「DJI Phantom 2」をはじめ、手のひらサイズの「Rolling Spider」などさまざまな機種が続々と開発されては市場に登場しています。現在開発が進められている「Nixie」はそんなマルチコプターの一種でありながら、他には見られない大きな特徴を備えた機体となっているようです。
NIXIE — The first wearable camera that can fly
http://www.flynixie.com/
Nixieがどのようなドローンになるのか、以下のムービーでは開発者によるイメージ映像を確認することができます。
Nixie Demo Video 2
カメラやスマートフォンを使った自撮りは今やどこでも見かけるようになりました。
しかし、このショットは少し変わったアングルからとなっていますが……
なぜかそのまま宙にフワリと飛びたち、通常ではあり得ない構図の写真になりました。
こちらのロッククライミング中の女性も、片手を伸ばして自撮り中かと思いきや……
「ぽいっ」とカメラを手から離してしまいました。
しかし、カメラは落ちることなく女性よりも高い地点へと舞い上がります。
ド迫力の空撮ショットを得ることができてしまいました。
自転車に乗るこの人物も自撮りしているのかと思いきや……
宙に投げたカメラに背後を追いかけさせながら、山の斜面をダウンヒルで駆け下ります。
この男性も自撮りから……
2本の棒の間に渡したロープの上でバランスを取りながらさまざまなアクションを行うスラックラインに興じる姿を空撮。
このような撮影を可能にすべく開発が進められているのが、4つのアームの先端に小型プロペラを備えたドローン「Nixie」です。
Nixieは本体に角度調節式のカメラを搭載し、いろんな角度からの空撮を行うことが可能です。
一番の特徴はそのコンパクトさ。腕時計をつけているように見えますが……
時計のバンド部分がフワリとほどけて大きく腕を広げ始めました。
そしてアームの展開が完了しました。柔軟なアームが広がり、4つのプロペラを備えたクアッドコプターに様変わり。
そしてそのまま空中に飛び立ちます。当然のようにスマートフォンなどと連携して、映像の送信や機体の操作が行えるようになるようです。
もちろんFacebookやYouTubeなどのSNSへの投稿も可能になりそうです。
このように、従来とはまったく違う自撮りから、迫力の空撮までを可能にするNixieは現在のところ市販に向けて開発中。詳細な仕様などはまだ公開されていませんが、開発元のサイトでメールアドレスを登録しておくとアップデートのメールを受け取ることができるようになっているので、気になった人は試してみてもいいかもしれません。
NIXIE ? The first wearable camera that can fly
http://www.flynixie.com/
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