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ダイソンが予告していた謎の新製品は「最も吸引力の高いロボット掃除機」


サイクロン掃除機や羽のない扇風機など機能とデザインを両立させた製品を作り続けるDyson(ダイソン)が、16年間に2800万ポンド(約48億円)を投じて開発したとする謎の製品「N223」の予告ムービーをYouTubeに公開し、2014年9月4日に発表することを示唆していました。とうとうその日がやってきましたが、はたしてダイソンの新製品とはどのようなものなのでしょうか?

Dyson掃除機、扇風機&ファンヒーター、専用ツール|ダイソン公式オンラインストア
http://www.dyson.co.jp/

Dyson 360 Eye™ ニッケル/ブルー | Dyson.co.jp
http://www.dyson.co.jp/dyson-vacuums/robot/360eye/360-eye-nickel-blue.aspx

2014年9月4日16時
発表前の時点では、ダイソンのサイトトップページには「2014.09.04」という文字と、すでに公開済みの謎の製品を予告するムービーへのリンクが設けられていました。


発表を待ちながらダイソンのサイトを眺めていると、ロボット型掃除機「DC06」について書かれたページを発見。それによると「完成まであと少しのところまで来ています」とのこと。DC06が今回の新製品につながるのでしょうか?


2014年9月4日19時
19時になり、専用ページが登場。

ダイソン 360 Eye™ ロボット掃除機
https://www.dyson360eye.com/


「360 Eye」は、「独自の360度ビジョンシステム」を搭載。ヒトのように周囲の状況を把握して動き、複雑な数学、確率論、幾何学、そして三角法を駆使して部屋の状況を判断し、掃除するとのこと。


部屋を3メートル四方の格子状に分けて規則正しく掃除します。


ダイソンお得意の「パワフルで変わらない高い吸引力」を実現するために、小型・軽量なデジタルプロセッサー制御のモーター「ダイソン デジタルモーター V2」を採用。ダイソンは、360 Eyeに「ダイソン史上最もコンパクトなサイクロンテクノロジー」を投入、毎分最大7万8000回転することで、従来型ロボット掃除機と比べ最もパワフルとのこと。


他のロボット掃除機と違い高い走行性能を得るために、360 Eyeは「ベルト駆動式転輪」を搭載した、ただひとつのロボット掃除機で、さまざまな床面に対応する正確な走行を実現するよう設計されています。


障害物も乗り越えられます。


専用充電ドックはこんな感じ。


360 Eyeは、専用アプリ「Dyson Link」によってスマートフォンから指示を送ったり、スケジュール予約したりできます。アプリDyson LinkはiOS・Androidに両対応。


360 Eyeは重さ2.37kg、充電時間2時間で使用時間は20分。


360 Eyeの価格は現在のところ未定。発売に先駆けてモニターを募集中で募集期限は2014年9月30日23時59分までとなっています。


・つづき
ダイソンが満を持して投入したロボット掃除機「360 Eye」はどんな風に掃除してくれるのか試してみました - GIGAZINE

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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