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男性ホルモンの一種「テストステロン」を50%も増加させる「薪割り」の正しい実践方法

By jjMustang_79

テクノロジーが発展する近代において薪ストーブなどを使って火を起こす機会は少なくなっていますが、男性が薪割りを1時間行うことで男性ホルモンの一種であるテストステロンが50%も増加するという研究結果が出ています。テストステロンは筋肉・骨格の発達に作用し、うつ病の治療に使われることもあるとのことで、テストステロンを増加させたい人や、もしもの時にも覚えておくと役立つかもしれない「正しい薪割り方法」が図解されています。

How to Chop Wood - Modern Farmer
http://modernfarmer.com/2013/12/chop-wood/

2012年にカリフォルニア大学サンタバーバラ校でボリビアのチマネ族の調査をしている研究者グループが発表した食料生産性に関する論文によると、男性が薪割りを1時間行うことでテストステロンが50%増加するとのこと。研究主任のベン・トランブル氏によると、「男性は経済生産性で対立する関係にある他の男性同士で、女性の注意を引く競争を行う傾向にあります。そのため食糧生産活動を行う時のテストステロン値の変化を研究することは重要な点です」と話します。この薪割りによる効果は女性にも見られるものの、上昇率は男性に比べて少ないとのこと。

薪割りが男性ホルモンを増加させる方法ということが科学的に証明されているわけですが、ワーレン・ウィルソン大学で森林責任者を務めるショーン・シュワルツ氏が「正しい薪の割り方」を図解付きで解説しています。

◆1:チェーンソーを使う
チェーンソーを使って薪をくべるストーブのサイズに合わせてカットします。立てた時に転がらないようにカットするのがポイント。

◆2:薪割り台は幅の広い丈夫な丸太を使う
カットした丸木は、十分なスペースを持つ大きな丸太にセットします。もしオノを振り下ろした時に的を外しても、作業台の丸太に当たるようにすることで、失敗時の腰や背中のダメージを防ぎます。

◆3:丸木は不規則な枝の節やデコボコが底に近くなるようにセット


シュワルツ氏いわく、基本的に木の幹の繊維は立てたホウキのようになっているとのことで、「薪を割るときはホウキを割るイメージで」とアドバイスしています。しかし、枝の節などがあると周囲の繊維は複雑になるため、できるだけ割りやすい面を上に持ってくるのがベター。

◆4:ピザのように切る


やみくもにオノを振り下ろすのではなく、丸木をまず半分にして、次に4分の1に割っていきます。同じ調子で希望のサイズまで割っていけばOK。ちなみに、通常のオノは使わずに「Fiskars(フィスカース) 7884 X27」のような「薪割り斧」を使うのがオススメとのこと。


◆5:オノの落下する力を利用する
シュワルツ氏は「人々は薪を割るのに全力のパワーが必要だと思っていますが、それは自分自身をすり減らしているだけです」と注意を促しており、力みながら薪を割ると背中を痛めてしまうとのこと。背中を薪割りの負担から守るためには、背中から腰を曲げた状態で保持し、膝を曲げて、脚を使うのがポイント。後は頭の位置からオノを振れば、オノが落ちる力だけで薪を割ることができます。

◆6:薪はできるだけ日光の当たる場所に積み上げる


フレッシュな木は良く焼けるようになるまで約1年を要するため、積み上げた薪はできるだけ日光に当て、使用する数週間前までカバーは不要とのこと。そうすることで薪に含まれる水分の割合(含水率)を20%未満にするのがベストだそうです。

なお、薪割りを行うことで増加するテストステロンの主な作用には、「筋肉増大・たんぱく質同化作用の促進・体毛増加作用・やる気促進・快楽増加・鈍痛効果・闘争本能促進・孤独願望促進・男性的肉体形成作用」や、テストステロン値が高い男性は本能的に女性を引きつけるという話もあるため、気になる人は上記を参考に薪割りにトライしてみると良いかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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