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ゲーム機を超越した技術がてんこ盛りであることがよくわかる「Xbox One」のすごさを日本マイクロソフト本社で体験するとこうなる


2013年11月22日にアメリカ・ヨーロッパ・オセアニアなどで発売が開始されたMicrosoftの次世代家庭用ゲーム機「Xbox One」は日本で9月4日に発売されることが決まっています。前モデルから大幅にパワーアップした新型Kinectを使って今までの据え置き型ゲーム機にはなかったゲームプレイを楽しめるほか、Xbox Oneに搭載されたさまざまな機能は家庭用ゲーム機を超越し、「オールインワンエンターテインメント」と呼ばれるくらい多彩な体験をユーザーに与えてくれる、とのことなので、実際に日本マイクロソフト本社に行ってXbox Oneの魅力を思う存分味わってきました。

Xbox One
http://www.xbox.com/ja-JP/xbox-one/meet-xbox-one


日本マイクロソフト品川本社に到着しました。


広々としたロビ-は落ち着いた雰囲気です。


案内されたのは30階にあるコンシューマビジネス向けのフロア。


中に入ると「Surface」といったMicrosoft製品が出迎えてくれます。


展示スペースの右には「ここは会社か?」と思うような、オシャレな空間が広がっています。


Xbox 360やKinectを体験できるスペースもありました。「Xbox Oneで遊べるのだから我慢あるのみ」と、遊びたくなる気持ちを抑えてフロアのさらに奥へ。


フロアにはカフェも完備。お茶を飲んでリラックスしながらミーティングを行えるわけです。


次に案内されたのは「Microsoft Technology Center」という場所。「早くXbox Oneを見せて欲しいな」と思いながらも見学します。


見学していると、何かのグラフが表示された大きなディスプレイを発見。


ディスプレイの前にはジェスチャー・音声認識によって操作可能なKinectが設置されていました。実は、Kinectのセンサーを利用して通路の通過人数を時間ごとに計測し、ディスプレイに表示しているというわけ。


こちらのディスプレイにはよくわからない映像が映し出されています。


非接触画像閲覧システムOpect」と呼ばれるこちらのシステムは、Kinectのセンサーで医師の動きや声を追跡して、手術中に何も触れることなく患者のCT/MRI画像や細胞の病理映像を確認可能。手で空間をつまむように動かせば、ディスプレイ内の画像を動かせます。このシステムは東京女子医科大学で実際に導入されているとのことです。


次に発見したのは「OAK」と呼ばれる重度障害者向けの支援システムです。


ディスプレイに表示されたちいさな空間を触ると、ディスプレイ右上にあるライトが消えました。体を動かさなくても、電気のスイッチを操作したり、意思表示したりできるわけです。


Kinectのすごさを体感し自分の無知さ加減に絶望を感じつつ、今見学したKinectをさらにバージョンアップさせた新型KinectとXbox Oneを体験できるという興奮を悟られないように振る舞いながら、Microsoft Technology Centerを後にするのでした。


そして案内されたのが、大量のXbox 360向けゲームソフトがショウケースに並べられているこちらの部屋。


大量にあるゲームソフトを見学していると、ついに「Xbox One」が登場しました。用意してもらったのは、すでにアメリカやヨーロッパで発売されている海外版のXbox Oneになりますが、基本的なスペックは2014年9月4日に日本で発売開始予定のものと変わりません。


まずは、コントローラーからじっくり観察。


コントローラー正面で注目したいのが十字キー。Xbox 360のコントローラーは十字キーが円形で高さが低く、適切に押しているのかわからなかったり、間違えて押してしまうことがありましたが、Xbox Oneのコントローラーの十字キーは前モデルのような円形ではなく十字の形に変更され、高さも押しやすいように改良されています。


背面部分は前モデルのような電池の盛り上がりがなくなっていて、スッキリとしたデザインに。前モデルではプレイ中に背面の電池部分に指が当たってしまうことがありましたが、Xbox Oneのコントローラーではそういったことが起こらないようになっています。


天面には、Rボタン・Rトリガー・Lボタン・Lトリガー・MicroUSB端子が付いています。トリガー付近には振動モーターを搭載していて、トリガーに触れる左右の指先に振動を伝えられるようになっています。また、画像では確認できませんが、赤外線LEDが搭載されており、Kinectによって、どのコントローラーが、どの位置で操作されているか検知可能。


実際にコントローラーを手に持ってみると、手のひらがぴったりフィット。コントローラー背面にある中指や薬指の置き心地は、背面がフラットになったことで前モデルよりも快適になっていました。


次は海外版Xbox One。黒を基調とした本体は、無駄がなくシンプルなデザインになっています。


正面にはディスクの差し込み口。


左側面にはUSB 3.0端子が1つ。


右側面には何もなし。


電源ケーブル差し込み口・HDMI出力端子・光デジタル音声出力端子・HDMI入力端子・USB 3.0端子×2・Kinect端子・IRブラスター端子・イーサネット端子が背面に並んでいます。


Xbox OneをXbox 360向けのゲームパッケージと比較するとこんな感じ。


高さはゲームパッケージの半分以下といったところです。


こちらは本体に接続するACアダプタ。


ACアダプタの長辺はゲームパッケージとほぼ同じ。


高さはゲームパッケージの3分の1程度です。


そして、声やジェスチャーでゲームを楽しんだり、Xbox Oneを操作したりできる新型Kinectが登場。


新型Kinectに搭載されているカメラは解像度が1080pで、前モデルよりも広角化されています。


本体天面には「XBOX」のロゴ。


左側面。


右側面。


背面にはファンが搭載されています。


それでは実際にXbox Oneで遊んでみて、一体どれほどすごいのか体験してみることに。


まずは、本体を起動するのですが、Kinectを使えばXbox Oneに向かって話しかけるだけで起動することが可能です。実際に音声を使ってXbox Oneを起動している様子は下記のムービーから確認できます。海外版Xbox Oneを使用しているため、ムービー内では英語で音声操作していますが、日本版の新型Kinectでは日本語で音声操作可能です。

「Xbox One」を音声を使って起動してみました - YouTube


「Xboxオン」と話しかけるだけで……


「ピロリン」と音がして、まず始めにテレビが起動し、次にホーム画面が表示されました。驚いたことに、事前にプロフィールを設定しておけば、Kinectは音声を認識して「誰がサインインしたのか」理解して、そのプレイヤーのホーム画面を表示してくれます。


さらに「Go to Forza Motorsport 5 Demo」と言うと、「Forza Motorsport 5 Demo」が起動しました。コントローラーを一切使わずに起動からゲームプレイまで操作できるので、「本体の電源を入れる煩わしさ」といったことから解放してくれます。


Xbox OneのダッシュボードはWindows 8と同じタイルスタイルです。


本体を音声で起動できた感動を抑えて、早速ゲームをプレイ。プレイするのは「Forza Motorsport 5」です。


Xbox OneでForza Motorsport 5を実際にプレイしている様子は下記のムービーから確認できます。

「Xbox One」で「Forza Motorsport 5」をプレイしてみました - YouTube


1080p/60fpsで再現されるレースシーンの動きは滑らかで迫力満点。登場する自動車も美しすぎるほどキレイにモデリングされています。


視点を変更してプレイすれば運転席から実際に運転しているような感覚に陥り、没頭できること間違いなしです。


Forza Motorsport 5のプレイ中にXbox Oneの新機能「スナップ機能」を試してみることにしました。スナップ機能は、ゲームなどをプレイしながらブラウザやYouTubeなど異なるアプリを同画面上に表示できるというもの。スナップ機能を実際に使用している様子は下記のムービーから確認可能です。

「Xbox One」のSnap機能を試してみました - YouTube


ゲームのプレイ中に「Xbox Snap Internet Explorer」と言うと……


ゲームがポーズして、ディスプレイの右側にInternet Explorerの画面が表示されました。


こちらはMSN Japanを表示させたところ。


そのまま、文字を入力してブラウジングすることもできます。Internet Explorerだけでなく、Snap機能に対応しているアプリなら何でも表示させることが可能です。ゲームをしながら攻略サイトを閲覧したり、ムービーを見ながら友人とSkypeで話したり、いろいろな使い道がありそう。


Xbox Oneには録画機能も搭載されています。「Xbox, Record that」と言えば、直前の30秒を録画してくれるとのこと。もう少し長い時間録画したいときは、「Game DVR」というアプリが便利。最大5分間の映像を録画可能です。録画したムービーは下記画像の「UPLOAD studio」というプリインストールされているアプリで編集も可能になっています。


次はKinectを使って楽しめるゲームをプレイさせてもらいました。


新型Kinectに搭載された「Active IR」と呼ばれるセンサーは、放出した光の粒子が体に当たって跳ね返ってくる速度を測定し正確な深度を測定可能。また、Active IRは真っ暗な空間でも口の動きを感知できます。


前モデルのKinectでは2人のプレイヤーの体で20個の関節を認識できましたが、新型Kinectでは6人のプレイヤーの体で25個の関節を認識できるようになってます。


また、Active IRとカメラの情報と組み合わせることで人体の心拍数をも測定できます。ここまでくると、Kinectで何でもできそうな気がしてきました。


ということで、新型Kinectの魅力を存分に味わえる「Kinect スポーツ ライバルズ」をプレイしてみました。


試遊させてもらったのはボートレース。


基本操作は手を握るとアクセル……


開くと減速、といった感じでとてもシンプル。


実際にKinect スポーツ ライバルズをプレイしている様子は下記のムービーから確認できます。

「Xbox One」でKinectのすごさを実感 - YouTube


どちらか一方の腕を曲げると、曲げた方向にボートがターンします。


急カーブでは上半身全体を傾けてターン!といった具合に体を使ってKinect スポーツ ライバルズを堪能。新型Kinectの体験を通じて感じたことは、プレイヤーの動きや声を認識する機能が、前モデルと比べて素人目でもわかるほど向上していること。プレイしたボートレースは、指先の動きで加速させたり、減速させたりするのですが、Kinectは指先の微妙な力加減まで認識していました。


これにて、Xbox One体験はあっという間に終了。2014年9月4日に発売されるXbox Oneおよび新型KinectにはMicrosoftのテクノロジーがこれでもかというばかりに詰め込まれていて、今までになかったゲームハードとしての楽しみ方ができそうです。また、HDMIケーブルでXbox One・ケーブルテレビ・テレビを接続すれば、ケーブルテレビの映像をテレビに映し出し、Xbox Oneから操作することもでき、Snap機能と合わせて使用するとゲーム以外の楽しみ方もさまざまで、日本版のXbox Oneにますます期待がかかります。


で、これだけ強力なマシンで一体どれぐらいのクオリティのゲームがプレイできるかというのは以下のムービーを見れば瞬時に理解できます。

Xbox One -- ベスト ゲーム ラインアップ 紹介映像 - YouTube


「Xbox One + Kinect」の日本での発売予定日は2014年9月4日で、6月21日から予約受付開始。参考価格は税抜4万9980円。


新型Kinectが同梱されていない「Xbox One」も2014年9月4日から発売開始予定で6月21日から予約受付開始となっており、参考価格は3万9980円となっています。


Xbox One
http://www.xbox.com/ja-JP/xbox-one/meet-xbox-one


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in レビュー,   取材,   ハードウェア,   動画,   ゲーム,   広告, Posted by darkhorse_log

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