米国国防総省のMIL規格に準拠した超高耐久性スマホ「TORQUE(トルク)」速攻ムービー&フォトレビュー
防水・防塵・耐衝撃・耐振動・耐日射・防湿・温度耐久・低圧対応・塩水耐久などの米国国防総省が定める耐久試験をクリアし、MIL-STD-810Gに準拠した高い堅牢性を誇るスマートフォンが「TORQUE(トルク)」です。5月8日に開催されたau発表会 2014 Summerにて展示されていたのでペタペタと触りまくってきました。
米国国防総省の調達規格に準拠したau史上最強 (注1) の高耐久性スマートフォン「TORQUE (トルク)」が登場 | 2014年 | KDDI株式会社
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2014/05/08/336.html
TORQUEの展示ブースには人がいっぱい。
来場者に大人気なTORQUEはコレ。高い耐久性能を表現するために砂・水・氷の中にそれぞれディスプレイされていました。
TORQUEは1.4GHzのクアッドコアプロセッサと約2GBのメモリを備え、本体容量は約16GBでバッテリーは3000mAh。
カシオのG-SHOCKと連携させ、電話やメール、Twitter、Facebookなどの通知を表示させることもできます。
実際に手に持ってみるとこんな感じ。ディスプレイサイズは約4.5インチで解像度はHD(1280×720)。
本体下部にはハードキーが3つとスピーカーがアリ。
ホームボタンを押すとこんな風に「Camera」「Start」「Phone」が表示されます。例えばこの状態で指を「Camera」方向にスワイプしてロックを解除すれば、そのままカメラアプリが起動するというわけ。
頑丈そうな見た目とは裏腹に重量は約185グラムで、持ってみると意外と軽いと感じました。
メインカメラは約800万画素。
背面には「au」と「TORQUE」のロゴがプリントされており、ネジのような金属留め具やゴツゴツした見た目で、その他のスマートフォンとは完全に一線を画すデザインになっています。
天面には左からハンズフリーボタン・イヤホンジャック・電源ボタン
底面には充電用のmicroUSBポート。
パカリと開けるとこんな感じ。
左側面には音量調節ボタンと赤色の割り当てキー(キーを押すと何かしらのアプリを起動するように設定できる)。
右側面にはmicroSDカードスロット、nanoSIMカードスロット、カメラボタンの3つ。
microSDカードスロットとnanoSIMカードスロットはカバーを外すとあります。
詳細なTORQUEの耐久性能は以下の通り。
防水(風雨、浸漬):30分間にわたる降雨や浸水に対しての防水性能、およびIPX5/IPX8の防水性能
防塵:連続6時間の粉塵試験(8.9±1.3m/sec、10.6±7g/立方メートル) を実施、およびIP6Xの防塵性能
耐衝撃:高さ約1.22mから合板 (ラワン材) に26方向で落下させる試験を実施
耐振動:連続1時間の振動試験(3方向各1時間/20~2,000Hz)を実施
耐日射:連続24時間の日射試験(合計1,120W/平方メートル)を実施
防湿:連続10日間の高湿度試験(45%/16時間、95%/8時間を10日間)を実施
温度耐久(高温、低温)
動作環境:-21℃/50℃:各連続3時間)
保管環境:-30℃/60℃(各連続4時間)
低圧対応:連続2時間の低圧試験(57.11kPa /約4,572m)を実施
塩水耐久:連続24時間の5%塩水噴霧後、24時間乾燥させる試験を実施
TORQUEはグローブをしていたり、画面が水で濡れていたりしてもタッチパネルがきっちり反応してくれるので、ウィンタースポーツを楽しむ際や、海や川で遊ぶ際にも便利そうです。
実際にグローブをつけたままでTORQUEを操作する様子は以下のムービーから見ることができます。
手袋をしたままTORQUEをタッチしてみた - YouTube
さらにTORQUEはQi対応でワイヤレス充電も可能です。
なお、TORQUEは2014年8月上旬発売予定となっています。
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