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AmazonがTwitterと連携、「あとで買う」を実現する新機能「#AmazonCart」登場


Amazonは、ツイートにリプライするだけでAmazonのカートに商品を自動で追加でき「あとで買う」機能として使える#(ハッシュ)タグ「#AmazonCart」を発表しました。

#AmazonCart – Add items to your Cart without leaving Twitter
http://www.amazon.com/gp/socialmedia/amazoncart/ref=amazoncart_surl_amazonbasketlp

Amazon launches #AmazonBasket to let Twitter users shop with hashtags | Marketing Magazine
http://www.marketingmagazine.co.uk/article/1292927/amazon-launches-amazonbasket-let-twitter-users-shop-hashtags

#AmazonCartの使い方は以下のムービーから。

#AmazonCart: Add it Now. Buy it Later. Shop from within Twitter. - YouTube


レジで注文したコーヒーを待っている男性。


気になる商品をTwitterのタイムラインで見つけたようです。


そのツイートにはAmazonの商品ページURLが貼り付けられています。このURLが「あとで買う」を実現する新機能「#AmazonCart」が使える目印。


リプライアイコンをタップして……


「Cant't wait!(待ちきれない!)」という文とともに「#AmazonCart」と入力した男性。


リプライするとAmazonのカートに商品が入れられました。


ご満悦の男性。


カプチーノを待つわずかな時間を利用して、気になる商品を「あとで買う」状態にすることができました。


ベビーカーを押しながら散歩中の男性。


見ているのは紙おむつのPRツイート。このツイートにもAmazonの商品ページURLが入っています。


「Perfect!(完璧!)」に加えて「#AmazonCart」と入力すれば、紙おむつがAmazonカートに追加されました。


ベッドで気になる商品のツイートを発見。


すかさずリプライアイコンをタップ。


ハッシュタグ「#AmazonCart」だけを入力すれば、簡単にAmazonカートに「あとで買う」商品として登録できました。


TwitterからAmazonカートへ商品を追加できる機能「#AmazonCart」は、TwitterユーザーがAmazonのアカウント設定でTwitterアカウントの登録を行うことで利用できるようになります。TwitterアカウントとAmazonアカウントを連携させることで、気になる商品ツイートを発見したときにAmazonサイトへアクセスし直すことなくTwitterから即座に商品をAmazonカートに追加することが可能になります。また、#AmazonCart機能では、カートに商品を追加できたという内容や「在庫なし」などのお届け情報について@MyAmazonというアカウントからリプライを受けられるとのこと。

なお、商品はカートに追加された状態で決済が完了するわけではないため、追加した商品を削除したり注文する数量や届け先を変更したりすることが可能。つまり、Twitterで見つけた気になる商品を「#AmazonCart」を使って片っ端からカートに追加・保存していき、後で買うかどうかをじっくり検討できる「あとで買う」機能として使えるというわけです。

#AmazonCart機能は、Twitter利用者に対して簡単に商品を購入できる利便性を与えるだけでなく、eコマースを活用することでなんとかして収益を改善させたいTwitterと、商品を買ってもらえるだけでなくツイートを利用したプロモーションツールとして活用できるAmazonにとっても大きなメリットのある機能と言えそうです。


ただし、#AmazonCartはツイートが公開設定状態でのみ機能し、非公開設定では使えないとのこと。つまり、「あとで買う」候補としてカートに追加した商品はタイムライン上に現れるだけでなく、リプライされた相手や公開されたツイートのやりとりを見ている人に知られることになるので、うっかりすると「誰にも知られたくない秘密の商品」の購買意欲を全世界に向けて発信することにもなりかねないので注意が必要です。

なお、#AmazonCart機能はアメリカのAmazon.comとイギリスのAmazon.co.ukでのみ発表された新機能(Amazon.co.ukでは「#AmazonBasket」)であり、いつ日本のAmazon.co.jpで利用できるようになるかは未定です。

・つづき
「あとで買う」を実現するAmazonとTwitterの連携新機能「#アマゾンポチ」使い方まとめ - GIGAZINE

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in メモ,   モバイル,   ネットサービス,   動画, Posted by darkhorse_log

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