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ソフトのインストールなしで簡単にPCやスマホ間でデータのやり取りが可能になる「ShareDrop」


PC同士やPCとスマートフォンの間でデータのやり取りを行ったりする場合、SDカードやUSBメモリーなどがあれば手っ取り早くデータを相手にあげたりもらったりすることが可能ですが、「USBメモリーが見つからない」などの事態が発生すると、途端にファイルのやり取りが億劫になったりします。そんなちょっとしたデータのやり取りなどで活躍しそうなのが「ShareDrop」で、同一ネットワーク内にいる端末間でダイレクトにデータを交換することができるので、データをサーバーにアップロードしたりする必要もありません。

ShareDrop
https://www.sharedrop.io/

実際にShareDropでファイルを転送してみるとこんな感じになります。なお、転送したのは3.28MBのJPEGファイル。

ShareDropで簡単ファイル転送をしてみた - YouTube


ShareDropを使うには、まず「https://www.sharedrop.io/」にアクセス。ShareDropをPCから使用する場合はChromeもしくはOperaから利用可能で、Android端末から利用することもできます。


同一ネットワーク内にいる他ユーザーがShareDropを開くと、こんな風にアイコンが出現。


ファイルを他ユーザーに送信したい場合はこのアイコンをクリックすればOK。


そして送信するファイルを選択して「開く」をクリック。


送信するファイルが正しいか確認したら「Send」をクリック。


するとファイルを受信する側には「Decline(拒否)」と「Save(保存)」の選択肢が表示されます。「Save」をタップしてファイルを受信します。


するとファイルの転送が始まり……


「ダウンロードを開始します…」という表示が出たら通知バーを開きます。


ファイルのダウンロードが完了したようなので、これをタップ。


これで無事ファイルの転送が完了した、というわけです。


ShareDropは、Android端末側からデータを送ることも可能。Android端末からデータを送る際も、PC側と同様に送信したい相手のアイコンをタップ。


そして「ドキュメント」をタップ。


するとこんな風に端末内のデータと使用しているストレージアプリが表示され、この中から自由にファイルを選択して転送することが可能です。


転送するファイルを決めたらタップ。


そして「Send」をタップ。


ファイルを受信する側は「Save」をクリックして……


ファイルを保存するフォルダを開いて「保存」をクリックすればOKです。


ShareDropは、iOS端末で使用できるAirDropという端末間通信機能に着目して作られたサービスとのことで、AirDropはアドホックネットワークを使って通信を行うわけですが、ShareDropでは同一ネットワーク内にいる端末間でデータのやり取りを行っています。なお、ShareDropでは100MBを超えるサイズのファイルを転送することも可能でした。

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in レビュー,   ネットサービス,   動画, Posted by logu_ii

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