レビュー

待ち合わせ成功率を飛躍的に高めるナビアプリ「Waaaaay!(うぇーい)」


友達との待ち合わせ場所に着いたけれど相手の姿が見えず、電話やメールでお互いの目印や居場所などを教えあうという苦労したことがある人は多いはず。そんな待ち合わせの際に、相手との距離と方向をスマートフォンの画面に表示して誘導してくれるアプリが「Waaaaay!(うぇーい)」です。

Waaaaay!(うぇーい):方向と距離だけ表示される待ち合わせアプリ
http://waaaaay.com/


他の多くの地図アプリとは異なり、Waaaaay!が表示するのはコレだけ。ややこしい地図は表示されず、方向を示す矢印と目的地までの距離だけというものです。


このWaaaaay!がどのように誘導してくれるのか、実際に試してみました。Waaaaay!にはiOS版とAndroid版のアプリが用意されています。

◆iOS版のインストール
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 Waaaaay!(ウェーイ)距離と方向だけのナビアプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/id792381884

iOS版をインストールするには上記リンクをタップするか、App Storeで「Waaaaay!」で検索。


「無料」→「インストール」→「開く」とタップするとアプリが起動します。


◆Android版のインストール
Waaaaay!(うぇーい!)距離と方向だけのナビアプリ - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.waaaaay&hl=ja

Android版の場合も上記リンクをタップするか、Google Playで「Waaaaay!」と入力し、表示されたリンクをタップ→「インストール」→「同意する」→「開く」と進んでいくとアプリが起動します。


インストールが完了し、アプリが立ち上がるとこのような画面が表示されます。「目的地に行くモード」と「二人で会うモード」の2つのモードが利用できます。


◆「二人で会うモード」で待ち合わせに使う方法
友達との待ち合わせの場合には「二人で会うモード」がピッタリです。このモードでは、自分と相手の中間地点を目指すように矢印が誘導してくれます。なお、待ち合わせに使うためには、相手の端末にもWaaaaay!がインストールされている必要があります。


「二人で会うモード」をタップすると、相手に送信するためのワンタイムURLが発行されて画面に表示されました。この画面から直接LINEやFacebookで相手に送信したり、メールなどにURLを貼り付けて相手に送ることも可能です。


URLをメールで送ってみました。記載されているURLをタップすると、アプリが立ち上がります。まだインストールしていない場合は、メールに記載されているURLからインストールすることも可能です。


リンクをタップすると、距離と方角を示す矢印が表示されました。あとはひたすら矢印を信じてその方向へ歩くだけ、というシンプルなアプリです。


というわけで、本当に会うことができるのか実際に試してみました。待ち合わせ場所の公園入り口に到着。


Waaaaay!の特徴は、アプリ内に「メッセージ」と呼ばれるチャット機能が搭載されていることです。細かい目標物や連絡でメッセージを送りたくなっても、Waaaaay!を立ち上げたままでチャットすることが可能という便利なもの。


階段の前に到着。


チャットをぽちぽち。こんな感じでやり取りができます。


ひたすら、矢印が画面の上を指すように歩いていきます。


てくてく。相手までの残り距離は端末に搭載されているGPS機能からはじき出されているので、多少の誤差が発生します。実際に試してみたところでは、iOS版のほうがより正確な距離が出るように感じられました。


公園内にある東屋の前に着きました。相手はこの中で待っているようです。


相手を発見し、無事に会うことができました。多少の誤差はありますが、待ち合わせ場所の近くで2人でウロウロしながら「どのあたり?目印ある?」などと電話やメールする必要がなくなり、スムーズに合流できそう。


◆「目的地に行くモード」でナビアプリとして使う方法
Googleマップなどのような、行きたい場所を設定して目的地を目指すモードも用意されています。「目的地に行くモード」をタップ。


地図が表示されるので、行きたい場所にアイコンを合わせて「ここに行く」をタップ。


すると、同じように残りの距離と方角を示す表示が現れました。あとはひたすらそちらへ向かって歩くだけ。なお、公共交通機関などの利用は対応していないので、目的地に近づいてから利用するのが本来の使い方となっています。


このモードは、複数の人との待ち合わせに使うことも可能です。LINEやFacebook、メールなどでURLを送信するだけでみんなと同じ目的地へと向かうことができるようになります。


このように、文字や会話ではなかなか伝えにくいような場合でも、方向と距離を見ながら確実に近づいていけるという便利なアプリになっていました。友人との待ち合わせはもちろん迷子の防止にも活用できるうえに、山歩きやスキーに出かけた際の遭難防止や救助などへと活用することも可能かもしれません。

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in レビュー,   ネットサービス,   ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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