人工知能が人類の進化を一瞬で超越するSF映画「トランセンデンス」の特報解禁
「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーランが製作総指揮を担当し、ジョニー・デップら豪華なキャストを揃えた近未来SF映画「トランセンデンス(Transcendence)」が6月28日に全国で公開となります。本日、その特報映像が解禁となりました。
映画『トランセンデンス』公式サイト
http://transcendence.jp/
特報映像はコレ。
映画「トランセンデンス」特報映像 - YouTube
「新たな環境の変化に適応できたものが生き残る。」と、ダーウィンの進化論に出てくる言葉。
「究極的な発達を遂げた人間の脳……」
「そしてテクノロジーが次の進化をもたらす」と、地球の風景とサーバールームのような場所の風景が続けて挿入されます。
「それが……」
「『超越(トランセンデンス)』だ」
主演はジョニー・デップ
むくむくと育つ植物
その様子を見ているモーガン・フリーマン
タブレット端末の中に浮かび上がる人の顔
「西暦2014年」
空間に人間が浮かんでいるかのよう
ジョニー・デップが演じるのは科学者ウィル・キャスター
地面から空に向かって何かが舞い上がっていきます
それを見守るしかないレベッカ・ホール
何が起きているのか……
「それは、人を、世界を、超越する」
「トランセンデンス」は近未来を舞台にしたSFもの。ジョニー・デップ演じる科学者ウィル・キャスターは、人類の未来のために意識を持つスーパーコンピューターを開発・研究していますが、反テクノロジーの過激派組織R.I.F.Tの襲撃を受けてしまいます。もはや助からないかと思われたウィルですが、妻のエブリンによって彼の頭脳はスーパーコンピューターにアップロードされ、意識はコンピューター内に生き残ることに。そして、彼は人類200万年分の進化を一瞬で“超越”し、ネットワークの力で軍事機密・金融・政治・個人情報などありとあらゆる知識を手に入れ、全人類が束になってもかなわない、想像もできない進化をし始めることに……。
特報映像だけだと作品の全容を掴みかねますが、以下の特別映像を合わせて見ることで、より理解が深まります。
映画『トランセンデンス』特別映像「Transcendence」 - YouTube
1本目はウィル・キャスターが超越(トランセンデンス)について語るもの。科学者たちがどれだけ知恵を結集させても、人類の理性の限界は“人工知能”には及ばない、とウィル。
もし人工知能がネットワークに繋がれば人類の限界を超えて進化することになります。それは、これまでの人類の進化を一瞬で追い抜いてしまうぐらいのもの。これを「超越(トランセンデンス)」とウィルは呼んでいます。
……と、ここまで話をしていたのは、実はコンピューター内にアップロードされたウィルでした。
2本目はウィルを襲撃した過激派組織R.I.F.Tのもの。
映画『トランセンデンス』特別映像「R.I.F.T. 」 - YouTube
自我のある人工知能は人類が自ら作り出した最大の脅威だ、と語るR.I.F.T。
「これから人類を救う革命を起こす」
「我々は“リフト” これは始まりに過ぎない」
3本目はウィルが語る「特異点」について。
映画『トランセンデンス』特別映像「Singularity(特異点)」 - YouTube
人類の脳は他の生物に比べて進化を遂げてきています。
もし、その進化を数分で得られることができたら。そして、人類の次の進化が、まったく人類ではないものへの進化だったら……。
これらの映像を見た上であれば、YouTubeで公開されている公式予告編の1本目の内容がするっと頭に入ってくるはずです。
Transcendence - Official Trailer 1 [HD] - YouTube
人工知能を開発している科学者ウィル・キャスター
過激派であるR.I.F.Tによって襲撃を受け……
致命的な傷を負うことに。
ウィルの妻・エブリンは、その頭脳をスーパーコンピューターにアップロードします。
「IS ANYONE THERE?(誰かそこにいる?)」
スーパーコンピューターの中に姿を見せたウィル
ここからどういう話が展開されていくのか……。
トランセンデンス(Transcendence)は6月28日(土)に全国公開予定です。
配給:ポニーキャニオン/松竹 共同配給
©2014 Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
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