Appleのスマートウォッチ「iWatch」が暗礁に乗り上げている可能性
By brett jordan
Appleは、自社デバイスと連携する「iWatch」と呼ばれるスマートウォッチを、iPhoneに次ぐ次世代製品として開発を進めているとたびたびうわさされています。他社もこれに負けじとスマートウォッチ開発を進めていますが、実はiWatchの開発計画は頓挫して暗礁に乗り上げてしまっているらしいことが報じられています。
Bumps in the Road for Apple's iWatch - The Information
https://www.theinformation.com/bumps-in-the-road-for-apple-s-iwatch
Apple reportedly facing hurdles with smartwatch production | The Verge
http://www.theverge.com/2014/1/7/5285786/apple-reportedly-facing-hurdles-with-iwatch-production
現在、ネバダ州ラスベガスで家電・情報・通信・エレクトロニクスに関する総合展示会のCES 2014が開催されていますが、Appleの新製品発表は行われていません。ニュースサイトのThe Informationは、Appleのスマートウォッチ「iWatch」販売計画が不明瞭なことから、開発プロジェクトが後退しているのではないかと指摘しています。
各社のスマートウォッチ開発・発売が進んでいる中で、AppleがiWatch発売を2015年以降に延期することは得策ではありません。アナリストは、iPadシリーズに続く主力商品としてiWatchを発売することに対して社内のハードルが上がっているのではないかと分析。
By Wolf Gang
The Vergeによれば、AppleはiWatch開発に関して、ディスプレイ技術に対してバッテリーが十分なパフォーマンスを出しておらず、2013年には、ある1つの企業と計画していたiWatchの生産を中止したという報告もあるとのこと。
これまで出てきた情報から、Appleは、iWatchの開発にあたってかなりの規模のチームを構成していると見られており、ナイキのFuelband開発に携わっていたデザイン部門の元ディレクターであるベン・シェーファー氏もチームの一員に加わっているとのこと。AppleのCEOであるティム・クック氏は、「顧客が愛するに違いない大きな計画を2014年に用意している」と明らかにしていますが、スマートウォッチのことかどうかは、今のところ定かではありません。
By brett jordan
なお、すでにサムスンの「GALAXY Gear」や、ソニーの「SmartWatch 2 SW2」など、多くのスマートウォッチが発売されており、iPhone&Androidと連携可能なスマートウォッチの「Pebble」も、新商品の「Pebble Steel」を発表しています。
CES 2014に出展していたPebble Steelの展示品を使用している様子は以下のムービーから確認できます。
Pebble Steel hands-on at CES 2014 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=WYrH75W6-2U&hd=1
額面の端に取り付けられたボタンを押してディスプレイを操作。
Pebble Steelの全4種類の外観はこんな感じ。以前は本体がプラスチック製でしたが、ビジネスの場面でも使用できそうなメタル素材などのモデルが新製品として発売されています。
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