月額ゼロ円&番号そのまま通話料半額「楽天でんわ」アプリを使って高品質通話をする方法
スマートフォンの通話料金は、ソフトバンクの「ホワイトプラン」と、auの「LTEプラン」では、月額980円で通話料が30秒ごとに21円で、キャリア同士の1時~21時の間の通話が無料となっており、NTTドコモの「タイプXi にねん」が月額780円で30秒ごとに21円と各キャリアとも同じような金額設定になっています。そんなLTE対応スマホの通話料がアプリをインストールするだけで「30秒10.5円」と半額の料金になり、月額料金もゼロ円なのが「楽天でんわ」です。
楽天でんわ: 電話アプリ
http://denwa.rakuten.co.jp/
楽天でんわの利用は「1.楽天でんわ利用登録」「2.アプリダウンロード」「3.アプリで発信」のたった3ステップ。さっそく利用するため、こちらのページから「楽天でんわ利用登録」をクリック。
すでに楽天会員の人は左の「楽天会員ログインへ」をクリック。今回は楽天会員ではない場合ということで、右側にある「お申し込みフォームへ」をクリックすることにします。
契約者氏名・メールアドレス・住所・支払い用のクレジットカード情報を入力。
「申し込み内容を確定する」をクリック。
「ID」と「パスワード」をコピーしてメモすれば、利用登録は完了です。
利用登録が済んだら、通話に必要な「楽天でんわ」アプリをインストールしていきます。iOSアプリは以下のURLからインストール可能。
楽天でんわ -番号そのままで通話料半額- on the App Store on iTunes
https://itunes.apple.com/us/app/le-tiandenwa-fan-haosonomamade/id740461504?l=ja
App Storeで楽天アプリのページが開いたら、「無料」から「インストール」をタップ。
楽天でんわアプリのアイコンがホーム画面に表示されました。
楽天でんわアプリを起動すると「連絡先」へのアクセスを求められるので「OK」をタップ。
初回のみ、アプリのチュートリアルが表示されます。
「着信履歴がアプリ側に記憶されない」「コピーした番号は自動でペースト」といった機能もあります。
下部メニューにある「連絡先」をタップしてみると、iPhoneに登録していた連絡先情報が同期されて表示されます。試しに1つタップしてみると……
本来の番号の前に「003768」が追加されていました。番号のあたりをタップすれば普通にそのまま通話開始。
楽天でんわから連絡先に登録していない番号へ電話する場合は、まずメモやウェブサイトなどからかけたい相手の電話番号をコピー。
それから楽天でんわアプリの「よく使う項目」を開くだけで、自動的に先ほどコピーした番号が貼り付けられるので、そのまま番号をタップすれば通話OKになります。
もっとお手軽に「発信履歴」をタップして電話をかけることも可能。逆に着信履歴からかけたい場合は、デフォルトの電話アプリの着信履歴からコピーすればラクチンです。
普通に「キーパッド」から手動で入力することも可能です。
ここまでの仕組みを見ればわかるように、やっていることは本質的に「番号の前に【003768】を追加するだけ」というものであるため、無料通話アプリのように、通話先も同じアプリを使用している必要がまったくないというのが最大の特徴で、フィーチャーフォンや固定電話などにもかけることが可能となっています。
実際にiPhone 5sから楽天でんわアプリを使って、Xperia Z1に電話をかけるとどうなるかというのは以下のムービーを再生するとわかります。極めて普通に違和感なく使うことが可能です。
番号そのままでスマホの通話料を半額にする「楽天でんわ」で電話してみるとこんな感じ - YouTube
通話に関しては、通信環境によるため一概には言えませんが、途切れ途切れになったり、声がこもってしまうことはありませんでした。通話の遅延に関しては、「ちょっと遅れているかな?」と感じる程度であり、実用に耐えうるレベル。
なお、楽天でんわで利用した通話料金に応じて、100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが付与されるポイント還元システムもあるので、楽天でショッピングを行う際にもお得感が増加します。また、支払いは毎月10日締めでクレジットカードからの精算となりますが、楽天カードで支払えばポイントは2倍になるとのこと。
楽天でんわ利用時は、ソフトバンクの「Wホワイト」や、auの「通話ワイド24」など、キャリアの通話料金割引プランに加入している場合は、通話料半額が適用されないほか、キャリア同士の無料時間内の通話も有料になってしまうので注意が必要。しかし、アプリ内で同じキャリアの友人を登録すると「0037-68」を除外して発信できる「無料通話リスト」を作成することも可能です。
キャリア同士のプランと楽天でんわを合わせて活用できる「無料通話リスト」を作成するには、「設定」をタップ。
右上の「+」をタップ。
連絡先が開くので、無料通話リストに追加したい同キャリアの友人をタップ。
すると友人のページが開くので再度タップ。
これで無料通話リストに友人を加えることができました。
楽天でんわの連絡先から確認してみると、先頭に「003768」が追加されておらず、通常の電話番号のように発信できます。
なお、Android版の楽天でんわアプリもリリースされており、以下のGoogle Playストアからインストールすることができます。
楽天でんわ -番号そのままで通話料がお得- - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.rakuten.denwa
「インストール」をタップ。
「同意する」をタップ。
「開く」をタップ。
アイコンが表示されました。アプリの機能はどちらも同じとなっており、iOS 5.0以上、Android 2.2以上のスマートフォンで動作可能。また、動作確認済み端末の情報も随時アップデートされています。
どのようなシーンで使えるかというと、プライベートで電話を多くかけなければいけない時や、意外に多い、「通話料を自腹で支払うビジネスマン」などは、番号をそのままで通話料を半額にすることができます。
30秒21円の通話料金で、1回につき5分の打ち合わせ電話を週に6回かけるだけで、一カ月の通話料は5000円ほどになってしまうため、実は気づいていなかった予想外の出費を簡単に節約することができそうです。
「無料通話リスト」でうまく使い分ければ毎月の通話料金に悩んでいる人の場合、かなり重宝するはず。月額料金もゼロ円なので、迷っている人はとりあえず登録してインストールしておけば、いざというときにお役立ちのはずです。
楽天でんわ: 電話アプリ
http://denwa.rakuten.co.jp/
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