ラノベ「All You Need Is Kill」をSF映画化した「Edge of Tomorrow」予告編、出撃と戦死がループしまくりの壮絶な戦闘シーン満載
「敵弾が体を貫いた瞬間、キリヤ・ケイジは出撃前日に戻っていた。出撃。戦死。出撃。戦死。ループが百五十八回を数えたとき、煙たなびく戦場でひとりの女性と再会する……。ケイジは絶望的な戦況を覆し、まだ見ぬ明日へ脱出することができるのか!?」というストーリーの2004年に発行されたライトノベル「All You Need Is Kill」を原作にしたSF映画「Edge of Tomorrow」の予告編ムービーがYouTubeで公開されました。ものすごい勢いで戦死してはまた最初の出撃前日に戻り、また戦って死んで時間が巻き戻って生き返って……というループが予告編の中でも再現されており、すさまじい悪夢感となっています。
Edge of Tomorrow (2014) Movie Starring Tom Cruise & Emily Blunt
http://www.edgeoftomorrow-movie.com/
Edge of Tomorrow Official Trailer 1 HD #LiveDieRepeat - YouTube
主人公はビル・ケージ中佐(演じるのはトム・クルーズ)
これが初出撃の日
戦地へと向かいます
着ているのはジャケットと呼ばれる一種のパワードスーツのようなもの。
ところが目的地へ降下する前に乗っていた機体が大爆発
そのまま落下
この高さでは助かりません、わずか数分で死亡
が、次の瞬間には目覚めてなぜだか違う場所へ
そこは出撃前の状態
上官からジャッジメントデイということで、行き先を告げられます
これにより、自分が出撃前の日に戻ったことを悟ります
一体どうすれば死を避けることができるのか?
想像を絶する過酷な戦場
ひたすら繰り返される肉弾戦
雰囲気的には「スターシップ・トゥルーパーズ」っぽい感じ
とにかく戦って戦って戦いまくり
命の危機を救ってくれたのは……
ヒロインのRita Vrataski(演じるのはエミリー・ブラント)、恐ろしい強さで次々と敵を破壊する歴戦の猛者
しかし、大爆発に巻き込まれ……
リスタート
自分を助けてくれた女性が何者かを知る主人公
この無限に続くようなループの中、戦っては死に、死んでは元に戻りを繰り返す中で、一歩ずつ敵を打ち破るための方法・経験・技術を積み重ねていく主人公
何度も何度も全滅
その度にリスタート
ひたすら戦って戦って戦い続けます
一体どこに終わりがあるのか、このループを抜け出してまだ見ぬ明日に到達するにはどうすればいいのか
その答えを知るためにもできることはひたすら戦い続けること
敵との遭遇
やがて、このループが一体何なのかを知ることに。
いつまでも続く「最期の日」、その果てに主人公は何を見るのか?
「Edge of Tomorrow」
ネタバレなしのストーリー解説としては以下のサイトがわかりやすいです。
All You Need Is Kill
舞台は”ギタイ”と呼ばれる、バーボンの樽に手足が生えたような生き物によって侵略されつつある地球の中の日本列島、そしてそのうちの千葉県を形作る房総半島。まだ若いキリヤ・ケイジは志願して、日本をギタイから守ろうと戦っている統合防疫軍に入り、訓練を終えて房総半島にはる舞台に配属される。初年兵でろくすっぽ戦い方もしらないまま、キリヤ・ケイジはジャケットと呼ばれる一種のパワードスーツを身に纏い、ギタイとの戦闘に送り込まれてそして瀕死の状況へと陥る。
飛び交う弾丸の中で仲間はばたばたと死に、そしてその命も風前の灯火となっていた時、1機のジャケットが飛び込んできて、ギタイを相手に獅子奮迅といった戦いぶりを見せて群がるギタイを屠る。その名はリタ・ヴラタスキ。あだ名は戦場の牝犬。1つの戦闘で100ものギタイを殺す力を持ったリタの乱入で、ほんの少しだけ延びた命を使って、キリヤ・ケイジはどこか他のものとは違った雰囲気をまとったギタイを始末し、そして死に至る。
バッドエンド。リスタート。
また、スーパーダッシュ文庫のサイト上には置かれている特集ページではどのようにしてこの作品が生み出されたのかを作者である桜坂洋氏が書いており、その中にこの物語のループが単純なループではないことを示す「フローチャート」(原作の目次部分に書かれているものと同じ)が置いてあります。
原作のイラストは安倍吉俊氏が担当しており、表紙は以下のような感じ。
Amazon.co.jp: All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫): 桜坂 洋, 安倍 吉俊: 本
さらに2014年1月9日発売予定のヤングジャンプより小畑健によるコミカライズも集中連載開始となっています。
なお、アメリカでは2014年6月6日公開、日本での公開はいつになるかは未定ですが、上記のような集中連載が始まるところを見ると、ほぼ同じ時期になる可能性大です。
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