デザイン

無料で商用利用可能な18パターンのウエイトを持つフォントファミリー「Exo Font Family」


ノーマルとイタリック体の2パターンそれぞれで9段階の太さの表示ができるフォントが「Exo Font Family」です。無料でダウンロード&商業利用も可能で、フォントを改良したり再配布もできるようになっており、計18種類のフォントはさまざまなシチュエーションにマッチしデザインをする人にとって非常に便利なフォントとなっています。

ndiscovered :: Exo Font Family
http://ndiscovered.com/index.php/exo-font-family

ヨーロッパの言語に広く対応しているので、英語だけでなくヨーロッパ各国の言葉でタイプすることが可能。


実際に文字を書いてみるとこんな感じ。


文字の太さは9段階あり、各段階にノーマルとイタリック体があるので、同じフォントで計18種類の表示が可能。


文字の太さを変えると雰囲気ががらっと変わるので、さまざまなシチュエーションで利用することができます。


細い文字だとシンプルに見えるのですが、線を太くしていくと文字の端が少し細くなっていることがわかり、ちょっとポップな印象になります。


ダウンロードはOTF形式・SFD形式・Google Fonts の3種類があるので、好きな物をダウンロード。


また、ndiscoveredにはCinzel Font Familyというフリーフォントもあり、これは1世紀のローマの碑文にインスパイアされて作ったもの。


フォントの太さは3段階で、ノーマルとデコレーション版があるので計6種類です。


滑らかなシルエットが特徴なのはデコレーション版。


ノーマル版とデコレーション版を3段階の太さで表示するとこんな感じです。


デザインの細部は以下の画像からよく分かります。


なお、Exo Font FamilyとCinzel TypefaceはSIL Open Font License (OFL)で、フォントそれ自体の販売や改変バージョンのフォントの販売を除き、使用、研究、複製、統合、埋め込み、改変、再配布および販売を行うことが可能です。

Exo Font Familyを作ったNatanael Gamaさんはデザインの仕事をしている時に使えるフォントがなく、多くのデザイナーがライセンス条項に違反してフォントを使用しているという事態に直面し、法律に違反しない形でフォントを使えるようにするため、無料で使用可能かつ改変もできるオープンフォントライセンスのフォントを作成したとのこと。

Gamaさんはこのプロジェクトを実現するために、Kickstarterで出資を募集し、7500ドル(約75万円)という目標額を見事達成、その結果作られたのがこのフォントというわけです。

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in ネットサービス,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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