Androidで削除できないアプリを簡単に「無効化」できる無料アプリ「無効化マネージャー」

By rmarshall

Android搭載スマートフォンには、機種やキャリアによっていくつかのプリインストールアプリがインストールされていることが多々あります。使用していなくてもバックグラウンドで動作するため、バッテリーの消費を早めてしまうにも関わらず削除できないものが大半。Android OSには不必要なアプリを「無効化」する機能がありますが、そんな「無効化」機能を使いやすくしてくれる無料アプリが「無効化マネージャー」です。

nagopy.com: 無効化マネージャー Playストアでの公開停止のお知らせ
http://blog.nagopy.com/2013/09/play.html

無効化マネージャーは「Google Play デベロッパー プログラム ポリシー」に抵触する恐れがあるという制作者の判断により、Google Playでの公開を停止しているので、上記サイトにアクセスし、自己責任で「DisableManager_v1.3.3.apk」をクリックします。

クリックするとアップローダーのページに移動するので、「ダウンロード」をタップ。

apkファイルのダウンロードが自動で開始されます。

次にapkファイルを実行するには「ダウンロード」アプリをタップ。

「DisableManager_v1.3.3-1.apk」をタップ。

「インストール」をタップ。

「同意する」をタップ。

「開く」をタップ。

「OK」をタップ。

アプリが開きました。左端の「無効化可能、有効なシステムアプリ」のタブには無効化可能な、削除できないプリインストールアプリやシステムアプリが表示されます。

無効化したアプリは「無効化済みのアプリ」タブの中に表示。

「無効化不可のシステムアプリ」もソートされているので、タブを切り替えるだけでアプリの選択を簡単に見やすく行うことができます。

「通常アプリ」は通常のインストールしたアプリで無効化可能なものを表示。

さらに手動で除外したアプリはこちらに表示されます。

試しに「Active Clip」というプリインストールアプリを開くと、無効化するかどうかの選択画面が開きます。無効化するには「無効にする」をタップ。

「OK」をタップ。

すると表示が変わりました。元に戻す場合は「有効にする」をタップすればOK。

キャリアのプリインストールアプリや……

無駄にバックグラウンドで動作してバッテリーを消費する、機種ごとのプリインストールアプリで削除できないアプリも無効化可能。

いろいろと無効化した後に、再度「無効化済みのアプリ」タブを見てみると無効化したアプリがずらっと表示されています。間違って無効化した場合などはこのタブを使えば見つけやすいです。

しかし、なんのアプリかわからずむやみに無効化すると機器に支障をきたす場合があります。そんな時はアプリを長押しすると……

このようなポップアップが表示されるので、「検索」をタップ。

ブラウザを選択。

するとアプリ名でGoogle検索を行ってくれるので、手軽にどのようなアプリかをネット上で調べることも可能。

無効化マネージャーに戻り、画面左上の「…」をタップすると……

いろいろな設定を行うことができます。

設定を変更できる「一般」メニュー以外にも、無効化したアプリ一覧を共有したり、XMLファイルのインポート/エクスポートの項目もあります。

一般メニューからは、アプリの表示方法や、アプリのソートを変更してさらに使いやすく設定可能。

なお、Android OSにもともと搭載されている、通常の無効化のプロセスを行うには「設定」をタップ。

次に「アプリ」をタップ。

画面上側のタブを「すべて」に切り替え、無効化したいアプリをタップ。

すると無効化マネージャーと同じ変更画面が表示されるので「無効化する」をタップすればOKです。

無効化マネージャーは、この手順を簡単にしてくれるだけのアプリですが、毎回このプロセスを行うのはなかなか面倒なものです。Google Storeで認められたアプリではないため、野良アプリのインストールは自己責任となりますが、削除できない不要なアプリがたくさん入っている人におすすめです。