ペンキを注いだスピーカーを高速度撮影したら芸術的な光景が広がったムービー
カメラ性能が向上したことで、iPhone 5sには120fpsでムービー撮影可能なスローモーションビデオ機能が搭載されたり、ビクター ハイビジョンメモリームービーGC-P100は最大で600fpsの撮影が可能など、スーパースロー撮影がグッと身近なものになりましたが、やはり2000fpsレベルでの高速撮影の世界は別物です。これまでにもスイカに輪ゴムをかけまくって大爆発させたり、滴を水面に落としたとき本当は何が起こっているのかをスーパースローカメラを使って毎秒2500コマという超高速撮影を行ってきたthe Slow Mo Guysが、こんどはペンキとスピーカーを使って芸術的なムービーの撮影に成功しました。
Paint on a Speaker at 2500fps - The Slow Mo Guys - YouTube
今回もイケてる実験を行ってくれるのは、「the Slow Mo Guys」ことGavin FreeさんとDaniel Gruchyさんの二人。机の上に置かれたオーディオのスピーカーを使います。
なぜか撮影前からノリノリです。
ペンキをスピーカーコーンの上になんのためらいもなく注ぎ入れます。オーディオファンが見たら卒倒しそうな光景です。
オーディオ本体のボリュームを最大まで上げます。「ボリューム11だぜ!わはははは!」と、ここでもノリノリ。
スピーカーにはペンキがべったり。この状態で、大音量で音楽を鳴らします。再生ボタンを押すと……
ペンキが飛び上がりました!
こちらがハイスピードカメラの映像。まるで菌類が成長するような形で飛び上がります。
もはや、えのき茸にしか見えません。オレンジ色の部分が波立っていないのは、他の色と比べて粘度が高かったことが原因のようです。
こんどはカメラのレンズをマクロレンズに交換して、より近距離からの映像を狙います。
4色のペンキをスピーカーに流し込み……
ミュージック、スタート!!
ここから、色とりどりのペンキが自由に飛び上がります。
宙を舞うペンキの滴も、見事なマーブル模様。じっと眺めてるだけで、不思議と癒やされてくるようです。
さまざまなスーパースロー映像を見せてくれるthe Slow Mo Guysですが、次はどんなおもしろいムービーを見せてくれるのか、楽しみです。
・関連記事
水中で銃を撃つと弾丸の軌跡が本当はどうなるかを超スローモーション撮影した「Underwater Bullets at 27,000fps」 - GIGAZINE
破裂した水風船の水が胸の谷間に流れ込んでいくスローモーションムービー - GIGAZINE
シャボン玉が割れる様子をスーパースローモーションで美麗にとらえた写真 - GIGAZINE
秒間1,000,000コマの超高速度撮影で銃弾による破壊の瞬間を観察する - GIGAZINE
手りゅう弾が爆発する瞬間をとらえたスローモーション動画 - GIGAZINE
雷が落ちる様子をスローモーションでとらえたムービー - GIGAZINE
・関連コンテンツ