軽量化&パフォーマンスも向上した新「Nexus7」をムービー&フォトレビュー
7月24日に行われたGoogle Press Event内にて発表され、8月28日からついに日本でも販売が開始された新型「Nexus 7」。言葉だけでは伝わらないNexus 7の進化を、実際に購入して目で見て触って確かめてみました。
Nexus 7(16GB) - Google Playの端末
https://play.google.com/store/devices/details?id=nexus_7_16gb_2013&hl=jp
◆箱出しフォトレビュー
新型Nexus 7はカラフルな箱に入っています。
箱の裏面には容量16GBのWi-Fiモデルであることが明記。
中から箱を取りだして……
ふたをパカリ。
端末にくっついている透明のシートで端末を持ち上げます。
箱の中には充電用ケーブル、USB式充電器、クイックスタートガイド、保証書。
Nexus 7を包んでいる透明フィルムには、電源ボタンや音量調整ボタンがどこにあるかわかりやすいようにインフォグラフィックスが描き込まれています。
フィルムをはがすとこんな感じで真っ黒。
背面はマットでラバーのような樹脂素材が使われており、肌触りもなめらか。
中央にはnexusと描かれたロゴが配置されており、ここがNFC領域です。
さらに新しく5メガピクセルのオートフォーカスカメラが追加されています。
天面にはイヤホンジャックとスピーカー。
底面には充電用のMicroUSBポートとスピーカーが配置されており、スピーカーが上下の2カ所に分散して配置されています。
左側面は特に何もありません。
右側面にあるのは左から電源ボタン・音量調節ボタン。
エッジ部分はこんな感じ。背面の樹脂素材がサイドまで覆っているので傷にも強そうな作りです。
厚さは8.65 mmで、手に持つと旧型のNexus 7からかなり薄くなっていることを実感できます。
新型Nexus 7の本体は285gとかなり軽量。
本体アクセサリを合わせても337gなのでかなり持ち運びには重宝しそうです。
さっそく電源を押して起動!
なぜか「Willkommen(ようこそ)」とドイツ語での歓迎。
セットアップが済んでようやくNexus 7を使えるようになりました。新型Nexus 7は7.02インチ、1920x1200 HDディスプレイ(323ppi)を搭載しており、バッテリーは3950mAhで最大9時間の連続使用が可能とのこと。
手に持つとこんな感じで、成人男性ならば片手でしっかりグリップできるようなサイズ感。
ディスプレイはタッチしてもあまり指紋が目立ちません。
◆旧型Nexus 7や他端末と比較
今度は新旧のNexus7を並べてみます。左が新型、右が旧型。一見ボディ周りの金属部分が無くなっただけのように見えます。
厚さを比べてみると一目瞭然で、公式スペックによると10.45mmから8.65mmへのサイズダウンに成功しています。この違いは手に持てばすぐに分かるレベルです。
背面はこんな感じで、nexusと描かれたロゴの配置が変わっていたり、旧型の背面にあった点が消えています。
新型のNexus 7は厚さが薄くなり横幅が少しだけ細くなっているので、さらにグリップしやすくなっています。
旧型Nexus 7の重量は335gと、新型よりも約50gも重いことが判明。
そしてスピーカーが上下に配置されているのも変化のポイント。
さらに新型Nexus 7をiPad miniやiPhone 5と並べてみるとこんな感じ。iPad miniと比べるとかなり横幅がスリム。
しかし厚さはiPad miniの方がやや薄め。
重量はiPad miniが20gほど重めとなっています。
さらに、以下のベンチマークアプリを使って新旧Nexus 7の性能がどれくらい違うのかをテストしてみました。
Quadrant Standard Edition - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.aurorasoftworks.quadrant.ui.standard&hl=ja
こちらは旧型Nexus 7のベンチマーク結果で、総合ポイント3471。
新型Nexus 7のベンチマーク結果がこれで、6264ポイントと約1.8倍ものポイントを叩きだしました。
◆使ってみた
新型Nexus 7を縦持ちするとこんな感じ。
このまま文字を入力すると、スマートフォンよりも圧倒的に広い画面のおかげで楽々打てました。
横持ちだとこんな感じで、ちょうどゲームをするのに良さそうなサイズ感。
文字を入力するには少し横幅が広すぎますが、そのおかげで1つ1つのキーはかなりタップしやすいです。
新型Nexus 7は操作感がかなりサクサクなことは、以下のムービーを見れば分かります。
新Nexus 7はかなりサクサクな使用感 - YouTube
また、YouTubeなどのムービー再生には横向きがピッタリでした。
次に旧型のNexus 7には無かった背面カメラを使ってみます。
本体は軽いのでこんな感じに片手でも撮影可能。
青いアイコンがシャッターボタンです。
Nexus 7に標準搭載されているカメラアプリはかなり多くの設定をいじることが可能で、例えば露出や……
ホワイトバランス。
シーン別撮影まで可能になっています。
さらには「カウントダウンタイマー」や「画像サイズの変更」「前面背面カメラの切り替え」「写真の撮影地を記録」などの複数の項目を設定可能な様子は以下のムービーを見れば分かります。
新Nexus 7のカメラアプリでは撮影時にさまざまな設定が可能 - YouTube
なお、新しいNexus 7の16GB、Wi-FiモデルはGoogle Playのショップから税別2万7800円にて購入可能です。
Nexus 7(16GB) - Google Playの端末
https://play.google.com/store/devices/details?id=nexus_7_16gb_2013
・関連記事
2013年モデル「Nexus 7」のWi-Fi+LTE通信対応モデル発売日が決定 - GIGAZINE
1万円台で買えるGoogleのタブレット「Nexus 7」を実際に使い倒してみました - GIGAZINE
「Nexus 7」にマウスやキーボードをつないで超軽量のノートPCっぽく使う方法 - GIGAZINE
「iPad mini」vs「Nexus 7」実機対決、サイズ、重量、持ちやすさなど徹底比較 - GIGAZINE
Googleの7インチタブレット「Nexus 7」新型の写真が流出 - GIGAZINE
Googleのプレスイベントで新型Nexus 7発表、Android 4.3搭載で7月30日発売 - GIGAZINE
・関連コンテンツ